愛知県常滑市で窃盗事件で逮捕 高齢者の犯罪に強い弁護士

2016-02-20

愛知県常滑市で窃盗事件で逮捕 高齢者の犯罪に強い弁護士

A(75歳)は,数年前に妻に先立たれ,孤独な暮らしを送っていた。
ある日,ほんの出来心から,常滑市内のスーパーマーケットVにおいて食料品数点を窃取するなどの万引き行為をはたらいたとして,愛知県警常滑警察署の警察官により逮捕された。
Aは亡くなった妻の親戚を頼りに,自己の弁護をしてくれるよう,名古屋市内にある刑事事件専門の法律事務所弁護士に事件を依頼した。
(フィクションです)

近時,社会の高齢化に伴い高齢者による犯罪が増加しております。
平成27年版犯罪白書によれば,65歳以上の方の平成26年の一般刑法犯の検挙人員は4万7252人と,成人の他の年齢層と比べて最も多くなっています。
また,罪名別にみると,高齢者では特に窃盗の割合が高くなっており,女子においては約9割が窃盗,しかも万引きによる者の割合が約8割となっています。

警察庁が万引きをした高齢者の調査を行った結果,「生きがいがない」との回答が約5割近くありました。
警察庁は,生きがいのなさが,犯行に結びついている一つの要因ではないかと分析しています。
また,約4割が周りに相談するような友人・知人関係がないとして,社会から高齢者が孤立をしている状況が万引き発生の一つの要因ともなっているのではないかとも分析しています。
社会からの孤立は悪循環に陥らせるとも指摘されています。
刑務所を出たあと,5年以内に再び刑務所に入る高齢者が約7割にものぼっているからです。

国は,こうした調査を受け,高齢又は障害を有するため福祉的な支援を必要とする矯正施設退所者について,退所後直ちに福祉サービス等につなげるための準備をしています。
それが,「地域生活定着支援センター」です。
これを各都道府県に整備することにより,その社会復帰の支援を推進することとしています。

弁護士としても,高齢者による犯罪の特殊性を鑑みたうえで,寛大な処分を求める弁護活動を行うべきでしょう。
特にAのように,社会から孤立している高齢者による場合であれば,再犯を防止するためにどのようなことをすべきか熟慮することが必要となります。
(NHK解説アーカイブス時論公論 2014年10月30日を参照しました。)

あいち刑事事件総合法律事務所弁護士は刑事事件に特化しており,このような高齢者による犯罪についても精通しております。
高齢者による犯罪についてお悩みの方は,あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(愛知県警常滑警察署への初回接見費用:3万8400円)