愛知県稲沢市の覚せい剤取締法違反事件 所持品検査と闘う弁護士

2016-11-25

愛知県稲沢市の覚せい剤取締法違反事件 所持品検査と闘う弁護士

ある夜、Aさんは、愛知県稲沢市のとある路地を歩いていたところを、愛知県警稲沢警察署の警察官に、職務質問を受けました。
Aさんは、ぽつぽつ質問に応答していましたが、途中で警察官が、「お前薬を持っているな。」などと言い、Aさんに何も言わずに、いきなりAさんの上着のポケットに手を突っ込み、抵抗するAさんを押さえつけ、中にあった覚せい剤を無理矢理取り出しました。
そして、Aさんは覚せい剤取締法違反(覚せい剤所持)の疑いで逮捕されてしまいました。
Aさんは、逮捕時に受けた所持品検査に疑問を抱いています。
(※この事例はフィクションです。)

・覚せい剤取締法について

覚せい剤取締法によれば、たとえ覚せい剤を使用していなくても、覚せい剤を持っているだけで、処罰が科せられます(覚せい剤取締法41条の2)。
その刑罰は、10年以下の懲役で、罰金刑はありません(ただし、営利の目的で所持がなされた場合は、懲役刑と罰金が併科されることがあります)。
したがって、覚せい剤の所持で逮捕され、起訴された場合は、正式な裁判を受けることとなってしまいます。

・所持品検査について

職務質問の際に行われる所持品検査について、一般的には、職務質問に付随する行為であるとして認められています。
ただし、所持品検査が付随する職務質問自体が、任意捜査=強制力が使われない、強制的に行われない捜査であるので、所持品検査も、原則的には任意で行われるものでなければなりません。
判例では、所持品検査は、強制力にわたらず、捜査の必要性、緊急性、相当性が認められる限度で許されるとされています(最判昭53.6.20)。

上記の事例の場合、Aさんは警察官に何も言われずにポケットの中に手を突っ込まれ、抵抗したにもかかわらず、無理矢理その中身を取り出されています。
所持品検査は、前述のように、原則的に任意で行われる必要がありますから、この所持品検査は違法な捜査となる可能性があります。

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(愛知県稲沢警察署までの初回接見費用:3万9300円)