愛知県瀬戸市の刑事事件 不正アクセス禁止法違反事件に詳しい弁護士

2017-08-29

愛知県瀬戸市の刑事事件 不正アクセス禁止法違反事件に詳しい弁護士

愛知県在住の大学4年生Aさんら3人は、人気ゲームで知り合った愛知県瀬戸市の中学生のIDやパスワードを使ってサーバーに接続したなどとして、愛知県警察瀬戸警察署に不正アクセス禁止法違反などの疑いで書類送検されました。
このゲームは無料で遊べますが、一定以上の遊び方では、外部サーバーなどの利用のため有料契約が必要となります。
Aさんらは、被害者の中学生のIDとパスワードで都内の業者が管理するサーバーに不正にアクセスし、複数の有料契約を結んだ疑いがあり、▽▽市の大学生はIDとパスワードをインターネット電話上で公開した疑いがあります。
被害者の中学生が有料登録の代行をAさんらに頼んでIDなどを伝えており、Aさんらが勝手に400万円以上の契約を結んでいました。
Aさんらは「中学生の頼み方が気にくわなかった」と話しているそうです。
(朝日新聞デジタル2017年3月3日配信記事を参考に事例を作成しました。)

~不正アクセス禁止法とは~

今回の事例でAさんらが書類送検された「不正アクセス禁止法」(正式名称:「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」)は平成12年2月から施行された比較的新しい法律です。
不正アクセス禁止法は、平成24年5月に改正され、内容・罰則共に強化されました。

この法律の目的は同法1条で以下のように書かれています。
「電気通信回線を通じて行われる電子計算機に係る犯罪の防止及びアクセス制御機能により実現される電気通信に関する秩序の維持を図り、もって高度情報通信社会の健全な発展に寄与すること。」
簡単にいうと、インターネット等のコンピュータ通信において、ハッカーの侵入や他人のパスワードの不正利用のような、不正なアクセス行為に対して刑罰を加えるものです。
今回の事件のように他人のアカウントに不正ログインする行為や不正アクセス行為を助長する行為、他にもセキュリティ・ホールを攻撃する行為、他人のIDやパスワードを不正に取得・保管・入力要求する行為などがこの法律で処罰されます。

不正アクセス行為が処罰されるので、回線を利用して他人のプライバシーにアクセスしたけど、「たいして何もしていない、特に情報も得ていない」という場合でも処罰されることになります。
不正アクセス行為をして得た情報や不正アクセス後にした行為の内容に関わらず、不正アクセス行為をすること自体が、ネット社会の秩序を乱し、高度情報通信社会の健全な発展を滞らせるので許されないということです。

今回の事例のように被害者の態度が「気にくわなかった」というような軽い気持ちであっても、不正アクセス行為など不正アクセス禁止法で禁止されている行為をしてしまえば、処罰されることになります。
不正アクセス禁止法違反の罪によって捜査を受けている方、また、これから受ける恐れがあるという方は、まずはお気軽に弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
24時間電話を受け付けておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください。
(愛知県警察瀬戸警察署への初回接見料:39,600円)