岐阜県多治見市で偽証事件で逮捕 証人尋問に強い弁護士

岐阜県多治見市で偽証事件で逮捕 証人尋問に強い弁護士

Bは,多治見市内を走る中央自動車道を乗用車で運転中,制限速度を大幅に超過していた。
Bの乗用車を目視した岐阜県警高速道路交通警察隊は,ただちにBの乗用車を追跡し,Bを道路交通法違反の疑いで検挙した。
Bは,逮捕から一貫して,速度超過(スピード違反)していないと主張して容疑を否認していた。
Bは,その後同容疑で起訴された。
公判が開かれるにあたって,Bは事件当時同乗していたAに対し,自分の主張と口裏を合わせるように依頼した。
そして,実際に公判において証人となったAは,Bの主張に合わせるように,Bは速度超過(スピード違反)していなかった旨の証言をした。
検挙当時の状況から,検察は偽証の疑いがあるとみて捜査を行ったところ,AとBが口裏を合わせ,BはAに偽証をさせたことが判明した。
そこで,Bは偽証教唆の容疑で,Aは偽証罪の容疑で逮捕された。
(Response.2007年7月30日配信ニュースを参考にしました。)

~偽証罪って知ってますか?~

証人尋問の際,証人は弁護士や検察官,裁判官の質問に正直に答えるはずです。
しかし,中には被告人を守りたい,あるいは被告人を陥れたいなどといった理由でウソの証言をする人もいます。

証人が公判でウソの証言をした場合,被告人にとって公平公正な裁判は実現できません。
冤罪が作り上げられてしまうおそれもあります。
そのため,法律により宣誓した証人が虚偽の陳述をしたときには,偽証罪という犯罪が成立するとし,虚偽証言の阻止を図っています。
Aが公判において証言した内容も,Bと口裏を合わせたウソの証言であるため,偽証罪が成立するおそれがあります。

刑事事件専門の弁護士だけで構成されるあいち刑事事件総合法律事務所は,偽証罪の弁護活動も行います。
友人の事件で口裏を合わせてしまって,罪に問われそうとお困りの方は,あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで,ぜひご相談ください。
(岐阜県警多治見警察署への初回接見費用:4万100円)

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