【お客様の声】三重県の万引き事件 不起訴で懲戒処分回避の弁護士

2016-06-04

【お客様の声】三重県の万引き事件 不起訴で懲戒処分回避の弁護士

■事件概要

依頼者(40代女性,公務員,前科なし、同種前歴あり)が,三重県内のコンビニにおいて化粧品を万引きした窃盗事件。依頼者は、犯行を目撃していた私服警備員に捕まり、通報を受けて駆け付けた警察官に引き渡されました。

■事件経過と弁護活動

 依頼者は,警察署での取り調べで万引きを認めて自白し、父親が身元引受人となって釈放されました。その後は、複数回、警察署に呼ばれて取り調べを受けました。依頼者は、釈放後、被害店舗に赴いて謝罪と被害品の買取を行いましたが、それ以上どうしていいか分からないまま万引き事件から1か月以上が過ぎました。事件は検察庁に送致(書類送検)され、検察庁から依頼者に対して取り調べの呼び出しがありました。検察官から取り調べの呼び出しを受けた依頼者は、刑事処分によって前科が付くこと及び万引き事件が伝わることで職場の官公庁を懲戒処分によって免職・退職になることを心配されて,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
  依頼を受けた弁護士が弁護方針を立てるため,依頼者や依頼者の親族に事情聴取を行ったところ,依頼者は過去にうつ病にり患し休職をしていたことがあること,現在復職に向けて少しずつ仕事に復帰している途中であること,高齢の母の介護を務めていることと依頼者の姉が入院しているなど、依頼者の収入によって家族が支えられていること及び依頼者に過度のストレスがかかている事実が判明しました。担当弁護士は,早急に、刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスし,依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めるとともに,被害店舗の店長又は責任者に対して,謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。
 示談交渉では,依頼者の謝罪と反省の意志をお伝えするとともに,二度と事件現場である店舗に近づかないこと,依頼者の親族に依頼者の負担を減らし精神的に余裕が持てる環境を整備するよう約束してもらい,接触可能性や再犯防止のための対策を講じることで,被害店舗の責任者に安心してもらえるよう努めました。このような早急かつ粘り強い交渉の結果,被害店舗の店長との間で示談をまとめることに成功し,お許しの言葉をいただくことができました。
 弁護士の早急な活動によって,本件窃盗事件は、示談成立及び依頼者の反省と再発防止策が重視されて起訴猶予による不起訴処分となりました。依頼者は前科がつくことなく無事に事件を解決することができました。事件が職場の会社に伝わることもなく、依頼者は懲戒処分を受けることなく公務員として官公庁での勤務を続けられました。

102026