名古屋の強制わいせつ事件 告訴取消しを勝ち取る弁護士

名古屋の強制わいせつ事件 告訴取消しを勝ち取る弁護士

名古屋市千種区在住の会社員Aさんは、会社からの帰り道、前を歩いていた女児(10歳)に後ろから抱き付き、女児の頬をなめるなどの乱暴をしました。
防犯カメラの映像等証拠となり、愛知県警千種警察署に「強制わいせつ罪」で逮捕されました。
Aさんの奥さんが弁護士事務所無料法律相談に来ました(フィクションです)。

Aさんの事件と類似したケースが東京都葛飾区で起きました。
男は、東京都葛飾区のマンションのエレベータ内で、小学1年の女児に後ろから抱き付き、おでこをなめるなどの乱暴をしました。
男は、女児が抵抗したため逃走したが、防犯カメラの映像が証拠となり、「強制わいせつ罪」で逮捕されました。

強制わいせつ事件
強制わいせつ罪は、
◆13歳以上の男女に対し、暴行または脅迫を用いてわいせつな行為をした場合
(暴行・脅迫は、相手方の反抗を著しく困難にさせる程度のものである必要があります。)
又は
◆13歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした場合
に成立します。

法定刑は、6月以上10年以下の懲役で、罰金刑が定められていないため、起訴されれば正式裁判になります。

Aさんの事件の場合は、被害者の女児が10歳であるため、暴行脅迫を加えていなくても「強制わいせつ罪」が成立します。

親告罪と告訴
強制わいせつ罪は、被害者側の告訴がなければ裁判ができない親告罪です。
告訴とは、告訴権者(被害者やその法定代理人など)が捜査機関に対し、犯罪事実を申告し、犯人の訴追を求める意思表示をいいます。

親告罪の場合は、告訴をしないよう約束をしてもらう又は取消してもらうことができれば、不起訴処分を獲得できます。
ただ、不起訴処分を獲得するためには、起訴前に告訴取消しをしてもらう必要があります。

ですので、強制わいせつの事件の場合は、非常にスピードが大切になります。

しかもAさんのように被害者が未成年者の場合は、
・法定代理人である両親も告訴権者である
・被害感情が厳しいことが通常である
ため、被害者との交渉は時間がかかり、難航するのが通常です。

強制わいせつ事件を起こしてしまったら、一刻も早く弁護士を通して被害者の方に謝罪と賠償を尽くし、告訴を取消してもらうよう働きかけることが必要です。

強制わいせつ事件を起こしてしまったら、示談交渉に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所までご相談下さい。

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