名古屋市の覚せい剤取締法違反で逮捕 執行猶予の弁護士

名古屋市の覚せい剤取締法違反で逮捕 執行猶予の弁護士

名古屋市中川区在住70代男性市議会議員Aさんは、愛知県警中川警察署により覚せい剤取締法違反の容疑で緊急逮捕されました。
同署によると、Aさんは、国内で覚せい剤を体に摂取し、使用した疑いがもたれています。

今回の事件は、平成27年7月30日、西日本新聞の記事を基に作成しております。
ただし、地名・警察署名は変えてあります。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成22年5月18日、福岡地方裁判所で開かれた覚せい剤取締法違反等被告事件です。

【事実の概要(一部抜粋)】
■事実1
被告人は、Aら3名と共謀の上、覚せい剤をみだりに輸入する意思を持って、以下の行為を行った。
上記共犯者らが、海上において、船籍不詳の船舶から覚せい剤約500kgを積み込んだシエラレオネ共和国籍の貨物船を本邦に向けて航行させた。
そして、a港本港7号岸壁において、同所に接岸した同船から、ナイロンバッグ等に入れた上記覚せい剤約500キログラムを同岸壁に陸揚げし、本邦に輸入した。

■事実2
被告人は、Dら12名と共謀の上、営利の目的で、みだりに、覚せい剤を本邦に輸入しようと考えた。
上記共犯者ら
が、海上において、茶袋598袋に詰められた覚せい剤約298.68kgを船籍不詳の船舶からシエラレオネ共和国籍の貨物船乙号に積み込んだ。
その上、同船を本邦に向けて航行させ、e海岸のe6号岸壁において、同所に接岸した同船から、ナイロンバッグ14個に入れた上記覚せい剤を保税地域である同岸壁に陸揚げし、本邦に輸入した。
そして、被告人らは、そのころ、上記覚せい剤を上記保税地域から搬出しようとした。
しかし、付近を回転灯を点灯した車両が巡回していたため搬出できず、輸入してはならない貨物である覚せい剤を輸入する目的を遂げなかった。

【判決】
無期懲役及び罰金800万円

【量刑の理由】
・事件の犯行は、約298キログラムにも及ぶ莫大な量の覚せい剤を密輸入した国際的、計画的な組織的犯行
・被告人はこのような犯行について、日本国内の実行担当者として主要な役割を果たしていたといえること

覚せい剤取締法違反でお困りの方は、執行猶予を多数獲得している弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せください。
突然の逮捕に当事者やご家族の方がお困りになるのはわかります。
まずは、無料相談へ、逮捕・勾留されている場合は初回接見サービスをおすすめしております。
愛知県警中川警察署に逮捕された場合は、初回接見サービスをご利用ください(初回接見費用は、3万5000円です)。

keyboard_arrow_up

0120631881 問い合わせバナー LINE予約はこちら