名古屋市熱田区ののぞき事件で逮捕 住居侵入・建造物侵入事件に詳しい弁護士

2017-04-28

名古屋市熱田区ののぞき事件で逮捕 住居侵入・建造物侵入事件に詳しい弁護士

名古屋市熱田区在住の21歳専門学校生Aさんは、同区の小学校でプールの際の女子児童の着替えをのぞき(覗き)見る目的で、フェンスやブロック塀などで周囲を囲われている小学校の校庭に潜んでいたところを、同小学校の教諭に発見されました。
Aさんは、小学校からの通報で駆けつけた愛知県警察熱田警察署の警察官に建造物侵入罪の容疑で現行犯逮捕されました。
なお、校庭に入ることのできる複数の入り口は、どこも施錠はされていなかったためAさんが校庭に侵入することができました。

~のぞき(覗き)事件で問題となる罪名~

のぞき(覗き)事件では、各都道府県の迷惑防止条例違反や軽犯罪法違反、住居侵入罪、建造物侵入罪の問題となります。
今回の事例ではAさんは、建造物侵入罪の容疑で現行犯逮捕されています。
本日も、昨日と同様に住居侵入罪・建造物侵入罪についてご説明します。

~小学校の校庭は建造物侵入罪でいう建造物にあたるか~

住居侵入罪・建造物侵入罪は、刑法130条前段に規定されており、以下のように書かれています。
正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入した者を三年以下の懲役または一〇万円以下の罰金に処する、としています。
さて、今回の事例では、Aさんは小学校の校庭に立ち入っています。
日常用語としては、「校庭」は「建造物」には普通当たらないと思う方が多いと思います。
判例では、住居侵入罪・建造物侵入罪における「建造物」には、建物自体だけではなく、今回のようなフェンスやブロック塀などで囲われた、建物を囲む土地(以下、囲繞地と呼ぶ。)も建造物にあたるとされています。
ですので、小学校の校庭に侵入したAさんは建造物侵入罪にあたる可能性が高いです。

のぞき(覗き)事件は一見すると比較的軽微な事件ですが、逮捕される可能性がゼロとはいえません。
もし、のぞき(覗き)行為をしてしまって不安という方は、後々困らないように弁護士への相談は早めにしてアドバイスを受けることをお勧めします。
すでにご家族が逮捕されてしまっているのであれば、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所への無料相談初回接見をご利用ください。
(愛知県警察熱田警察署への初回接見費用:35,900円)