名古屋市天白区のダフ屋行為で逮捕 接見禁止の解除には弁護士

名古屋市天白区のダフ屋行為で逮捕 接見禁止の解除には弁護士

40代男性のAさんは、有名アイドルグループのコンサート会場において、Aさんと仲間内の数人で「チケットをほしければ、売ってあげようか」などの声をかける、いわゆるダフ屋行為をしていました。
それを見かけた、コンサート関係者の通報により、Aさんは愛知県警察天白警察署の警察官に迷惑防止条例違反の容疑で逮捕・勾留されてしまいました。
Aさんの仲間によって、ダフ屋行為の証拠が隠されるおそれがあるとのことで、Aさんには接見禁止処分が付されてしまいました。
(フィクションです。)

~ダフ屋行為とは~

ダフ屋行為とは、コンサート会場やプロ野球の球場等の外で、入場券、観覧券等を、不特定の者に転売するために、公共の場所等で買う等の行為や、転売目的で入手した券を、公共の場所等で、道行く人に売ったり、呼び掛けて売ろうとしたりすること等のことを言います。
これらの行為は禁止されており、違反をすると、愛知県では「迷惑防止条例(正式名称:公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例)」違反となります。
違反をした場合の罰則は、「50万円以下の罰金または拘留もしくは科料」に処せられますし、常習として行った場合にはさらに重く、「6月以下の懲役または50万円以下の罰金」に処せられます(同条例18条)。
過去の量刑を見てみると、前科があり・常習で行っている場合だと,執行猶予3年程度、あるいは4~10月程度の実刑判決になることが多いようです。

~接見禁止処分とは~

「接見禁止処分」とは、勾留中の被疑者・被告人について、弁護士以外の者との接見(面会)や手紙等の書類の授受などを禁止することを言います。
つまり、弁護士以外とは、たとえ家族であっても接見(面会)することができないということなのです
接見禁止処分となる理由としては、面会を通じて口裏合わせなどをし、罪証隠滅や逃亡をするおそれがある場合において処分が付されています。
接見禁止処分に対する弁護活動としては、まず、被疑者に逃亡や証拠隠滅、共犯者との口裏合わせのおそれがないことを、弁護士から裁判所に対して訴えかけていき、接見禁止決定の全部または一部解除を行っていきます。
接見禁止決定の全部または一部解除を求めていくには、刑事事件に詳しい弁護士に相談・依頼をしていくことをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門で取り扱っている法律事務所です。
ダフ屋行為の容疑で逮捕されお困りの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(愛知県警察天白警察署 初回接見費用37,400円)

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