【お客様の声】名古屋の未成年への痴漢事件 示談交渉で前科つかず不起訴処分獲得の弁護士

2016-05-19

 【お客様の声】名古屋の未成年への痴漢事件 示談交渉で前科つかず不起訴処分獲得の弁護士

■事件概要

依頼者の夫(40代男性、会社員、同種前科あり)が、仕事場からの帰宅途中に、自宅近くのマンションにおいて、未成年の被害者女性の背後から抱きついて衣服の上から両胸を触った痴漢事件です。被害者女性から警察に被害届が提出され、依頼者の夫は、捜査で自宅を訪問した愛知県警察の警察官から任意同行を求められて警察署に連行されました。夫が警察署に連れて行かれてから数時間後に、警察官から依頼者である妻のもとに、夫を逮捕したとの連絡が入りました。

■事件経過と弁護活動

被疑者である夫が警察に逮捕勾留されてしまい事件や捜査状況についての情報がほとんどなかったことから、依頼者である妻から初回接見(面会)の要請がありました。弁護士が直ちに警察署に赴き夫本人と接見することで、被疑者本人はわいせつ行為を認めていること、仕事上のストレスと性的欲求の昂ぶりから犯行を行ってしまったこと、同種痴漢事件の前科があることが確認できました。本件痴漢事件は、被疑者である夫には同種痴漢事件の前科があったことに加えて、犯行態様から愛知県迷惑防止条例(正式名称は、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例)違反ではなくより法定刑の重い強制わいせつ罪に問われる可能性があることから懲役判決の可能性が生じていました。依頼者夫婦は、逮捕勾留による身体拘束が長引くことで夫が仕事を失い、夫の収入で生活している家族が経済的に困窮して路頭に迷ってしまうことを強く心配されていました。
依頼を受けた弁護士は、身体を拘束されている夫本人と接見(面会)を重ねて、取り調べ対応、刑事手続きと刑事処分(刑罰)の見通しをアドバイスして不安を少しでも取り除くように努めました。また、被害者女性とそのご両親に対して、謝罪と賠償による示談交渉を提案させていただきました。当初、被害者女性のご両親は被害感情が非常に強く、示談交渉は難航が予想されました。被害者の方への示談交渉では、被疑者とその妻にに謝罪文を作成していただき、謝罪と反省の意思を被害者女性のご両親にお伝えする一方で、犯行現場周辺及び被害者には近づかない旨の誓約をすることで接触可能性や2次被害防止のためのを対策を講じることで被害者の方に安心してもらえるよう努めました。早急且つ粘り強い交渉の末、被害者のご両親と示談をまとめることに成功し、被害者やそのご両親からはお許しの言葉をいただくことができました。
 示談が成立し被害者家族からお許しの言葉を頂くことができたことで、被疑者である夫は、勾留10日目で釈放されました。弁護活動の結果、被疑者である夫には同種痴漢前科があったにもかかわらず、事件は示談成立及び依頼者の反省と再発防止策が重視されて不起訴処分となりました。依頼者は前科がつくことなく無事に事件を終えることができました。また、不起訴処分によって刑事裁判を回避できたことで、事件が職場の会社に伝わることもなく、ご依頼者様は懲戒処分を受けずに済みました。

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