名古屋の児童買春事件で逮捕 無料法律相談の弁護士
名古屋市天白区在住30代男性会社員Aさんは、愛知県警中警察署により児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されました。
同署によると、出会い系アプリで知り合った中学生の女子生徒3人に、18歳未満と知りながら2万円を渡すことを約束してわいせつな行為をしたようです。
Aさんは「成人した女性だと思っていた」と容疑を否認しているそうです。
今回の事件は、平成27年4月1日、スポーツ報知の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~児童買春の法定刑~
児童買春・援助交際のうち児童買春、児童ポルノ禁止法違反の場合の法定刑は、5年以下の懲役または300万円以下の罰金です
(児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律第4条、同第2条)。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成15年10月23日、東京地方裁判所で開かれた児童買春・児童ポルノ禁止法違反被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、インターネットを利用する不特定多数の者に対し、児童ポルノ画像を送信して、児童ポルノを公然と陳列しようと企てた。
同人は、児童ポルノのデータをパソコンに接続したインターネットを利用し、乙社管理のサーバーを経由して、丙社管理するIPアドレスを割り当てられたサーバーに送信した。
そして、同コンピュータの記憶装置であるハードディスクにこれらを記憶・蔵置させた。
その後、インターネットに接続したコンピュータを利用する不特定多数の者に対し、前記児童ポルノ画像を閲覧可能な状態に設定した。
閲覧可能な状態に設定された児童ポルノである画像は合計68画像にのぼる。
以上をもって、児童ポルノ画像を公然と陳列したものである。
【判決】
懲役1年
執行猶予4年
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・捜査段階から一貫して犯行を素直に認めていること
・千葉犯罪被害者支援センターに対して贖罪寄付をした
・警察官を辞職し、退職金も受け取らない旨述べるなど、反省の態度を示している
・保釈後、社会奉仕活動に参加
児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件でお困りの方は、無料法律相談の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
警察介入前の法律相談でも構いません。
少しでも不安がある方は、お気軽にご相談下さい。
なお、愛知県警中警察署に逮捕されている場合、初回接見をご利用ください(初回接見費用:3万5500円)。