三重県の覚せい剤取締法違反事件で逮捕 違法な取調べに対抗できる弁護士
覚せい剤取締法違反で三重県警亀山警察署で逮捕・勾留されたAさんは、弁護士との接見を待っていました。
しかし、接見の時間を確保しようとした弁護士に対して、三重県警亀山警察署は今から強制採尿であることを理由に接見を後回しにしました。
弁護士は、接見交通権の侵害であることを津地方裁判所に訴えました。
その主張に対して津地方裁判所は、強制令状の手続に先立って弁護人との接見をさせるべきであったこと等を認めました。
つまり、三重県警亀山警察署の措置は、接見交通権を侵害する違法なものだと判断されたのです。
平成23年12月21日東京地方裁判所判決を基に作成しました。
但し、地名・警察署名等は変更してあります。
~無実・無罪の証明の前に~
弁護士による接見は、一般の方による面会と異なり昼夜を問わず可能です。
しかし、捜査の必要性がある場合、上記の覚せい剤取締法違反事件のように接見が制限される可能性があります。
接見が制限される場合、被疑者の方に深刻な影響が出てしまいます。
ですから、被疑者と弁護士が接見する権利は、厚く守られなければなりません。
警察などによる取調べは、逮捕直後からすぐに始まります。
覚せい剤取締法違反事件の場合も例外ではありません。
そのため逮捕された被疑者の方やその家族の方は、弁護士に依頼して一刻も早く接見に行ってもらう必要があります。
もし接見要請を無視した取調べが行われたとすれば、それは違法であると判断される可能性が高いです。
被疑者が弁護士と接見する権利を侵害する違法な取調べについては、刑事事件専門の弁護士を通じて強く抗議していきましょう。
あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、捜査機関に抗議をすることで違法・不当な取調べを止めるように働きかけています。
覚せい剤取締法違反で逮捕され、違法・不当な取調べにあっている被疑者の方やその家族の方は、当法律事務所の弁護士を呼んでください。
違法・不当な取調べに対して効果的な抗議ができるのは、刑事事件専門の弁護士事務所だからこそです。
(三重県警亀山警察署の初回接見費用:44200円)