名古屋市で大麻取締法違反事件で逮捕 不起訴処分に強い弁護士
Aは,野外音楽イベントで意気投合したBから,これを育てれば金になると言われ,大麻の種子を数粒受け取った。
Bは,当該種子が何であるのかとか,何が発芽するとかにつき名言しなかった。
そのことから,Aは当該種子が大麻の種子とは思わず,単に何らかの高級な観賞植物の種子なのだろうと思っていた。
その後,Aはホームセンターで道具を買うなどして栽培装置を作り,大麻の栽培に着手したが,種子はいずれも発芽することはなかった。
後日,Bの逮捕を契機にAについても大麻取締法違反の疑いがもたれ,愛知県警南警察署の警察官によりAは大麻取締法違反の事実で逮捕した。
Aは,取調べにおいて,残りの種子や栽培装置を捨てることで証拠隠滅を図っただろうと,担当の刑事に厳しく追及された。
そこで,身に全く覚えのないAは友人を通じて,名古屋市内にある刑事事件に強いと評判の法律事務所の弁護士に事件を依頼することにした。
(フィクションです)
大麻取締法違反による犯罪は,若者を中心に逮捕件数が非常に多い事件で,特に近年は大麻の栽培による検挙が多く見られます。
大麻取締法によれば,営利目的による大麻の栽培,輸入,輸出は10年以下の懲役または懲役と300万円以下の罰金の併科となります。
ここでいう栽培とは,種まきから収穫にいたるまでの育成行為をさし,準備とは,栽培するつもりで,大麻種子や鉢などの栽培装置等を取りそろえるなどの準備行為をさします。
Aの行為は,客観的に見るとこれらの大麻取締法違反の行為に該当します。
しかし,Aは育てようとした種子が,大麻の種子であるとは露程にも思っていませんでした。
このような場合であれば,選任された弁護士としては,Aには犯罪を行う故意がないとして,捜査機関に対し釈放を求めたり不起訴処分を求めたりする弁護活動を行うことが想定されます。
あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件に精通しております。
Aのように,身に覚えがない事実で警察に検挙されて困っているという方は,あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(愛知県警南警察署への初回接見費用:3万6000円)