【お客様の声】名古屋の危険運転致死事件 飲酒運転で大幅減刑を成し遂げた弁護士

【お客様の声】名古屋の危険運転致死事件 飲酒運転で大幅減刑を成し遂げた弁護士

■事件概要

 依頼者の娘様(20代女性、会社員、交通前科あり)が、知人らとクラブで飲酒のうえ遊興した後、普通乗用自動車を運転して自宅に帰る途中で死亡事故を起こした自動車運転死傷行為処罰法違反事件。娘様は、目撃者の通報を受けて駆け付けた警察官にその場で逮捕されました。逮捕後に行われた飲酒検知では、呼気中から0.15ミリグラムを超えるアルコールも検出されました。本件事件は、当初は法定刑の軽い過失運転致死事件として捜査されていましたが、起訴段階ではアルコールの影響が重視され、法定刑のより重い危険運転致死事件に切り替えられて裁判されることになりました。

■事件経過と弁護活動

 捜査段階では娘様には別の私選弁護士がついていましたが、娘様が法定刑のより重い危険運転致死罪に切り替えられて刑事裁判を受けることになったこと及び捜査段階でついていた弁護士が危険運転致死事件を扱った弁護経験がなかったことから、起訴後の裁判段階で娘様の刑事処分を心配されたご両親から当事務所へ刑事弁護活動の依頼がありました。
 飲酒運転による死亡事故であり被害者の方には過失がなかったこと及び被害者遺族の処罰感情が非常に厳しかったことから重い懲役判決が予想される事件でした。依頼を受けた当事務所の弁護士は、目撃者の証言などを集めて飲酒によるアルコールの影響が小さかったことを裁判で証明するとともに、娘様が真摯に反省して更生と交通法規の遵守を誓っていること及び再発防止策と更生のための環境が整っていることなどを裁判官に訴えました。
 弁護活動の結果、娘様には保釈が許可され、裁判中は自宅のご両親のもとでの生活が認められました。検察官の求刑は長期実刑でしたが、判決では検察官求刑から5割近い減刑が認められる大幅な減刑判決を獲得しました。

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