【お客様の声】愛知県内で無免許・スピード違反の道路交通法違反事件 前科複数でも執行猶予付き判決の獲得

【お客様の声】愛知県内で無免許・スピード違反の道路交通法違反事件 前科複数でも執行猶予付き判決の獲得

■事件概要
 依頼者(30代男性,会社経営者,同種前科複数)が,有効な運転免許を有しないにもかかわらず,愛知県内の会社事務所から仕事の現場へ向かうべく自動車を運転し,仕事の打ち合わせを終えた後,現場からいったん自宅に戻ろうとした際に制限速度を大幅に超過する速度で自動車を運転した道路交通法違反事件。
本件道路交通法違反事件は,検察官に起訴されて公判(正式な刑事裁判)が行われることになりましたが,依頼者には無免許運転などの道路交通法違反の前科が複数あることから,相当期間の実刑判決も覚悟される事件でした。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は,起訴後,実刑判決によって長期間刑務所で服役しなければならなくなること,事件の影響及び経営者不在による経営悪化で会社が倒産してしまうことを心配して当事務所に来所され,担当の弁護士に刑事弁護活動を依頼されました。
 依頼を受けた弁護士は,依頼者から詳しい事情を聴き取ったところ,依頼者には過去数年の間に無免許運転による罰金の前科数件のほか交通違反歴が多数あること,依頼者には家族がおり,また会社を経営していて懲役刑を受けてしまうと多数の人間に影響が及んでしまうこと等の事実が確認されました。
 そこで,相当期間の懲役刑との実刑判決を受けることも予想した弁護士は,寛大な処罰を求めるべく弁護活動を開始しました。
 具体的には,依頼者が真摯に反省して更生と交通法規の遵守を誓っていること,家族や部下などの関係者の協力のもとに考案した具体的な再犯防止策と更生のための環境が整っていることを裁判で強く訴えました。
 また,事前に依頼者や証人と綿密な打ち合わせを行うことで,万全の状態での公判対策も行いました。
 このような刑事弁護活動の結果,判決では依頼者は執行猶予付き判決を獲得することに成功しました。
 これにより依頼者の経営する会社への悪影響についても最小限で抑えることができ,依頼者は無事に更生を図れる環境へと戻ることができました。

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