【お客様の声】愛知県内の万引き事件で在宅捜査 不起訴処分獲得の弁護士
■事件概要
依頼者(30代女性,前科なし)が,愛知県内の大型ショッピングセンター店内において複数回万引きをしたという窃盗事件。
依頼者は海外に移住している方であり,本件窃盗事件は日本に帰国中に犯してしまったものであったため,可能な限り軽い処分で終わらせてほしいとの意向の事件でした。
■事件経過と弁護活動
本件窃盗事件は在宅事件として捜査され,依頼者は逮捕による身柄拘束を受けることはなかったものの,今後も取り調べるので呼出しには応じるようにと言われており,自身の今後について心配された末,当事務所まで無料相談を受けにお越しになられました。
担当の弁護士が事情を聴き取ったところ,依頼者は本件窃盗事件について認めており深く反省していること,また海外に在住していて,本件窃盗事件は日本に帰国している際に犯してしまった事件であることのほか,小さなお子様がいることなどの事実が確認されました。
依頼者は,本件窃盗事件の刑事処分によって移住先の国に帰れるかどうかを心配し,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
担当の弁護士は,真摯に反省をしている依頼者に謝罪文の指導を行うとともに,依頼者のご家族に対して依頼者が日本にいる間,その監督を行ってもらうことの約束をしていただき,再犯防止のための環境づくりに努めました。
また,依頼者は複数回の取調べによって強い感銘力を受けていたことも確認されたので,依頼を受けた弁護士は,担当の検察官に対して本件窃盗事件については不起訴処分が相当であることを強く訴えました。
担当弁護士による粘り強い折衝の末,本件窃盗事件は不起訴処分で終わらせることに成功しました。その結果,依頼者は無事に更生を図ることができ,また移住先の国へも帰ることができるようになりました。