窃盗の前科がある方の窃盗事件において、執行猶予を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が紹介します。
◇事件概要◇
事件を起こしたのは70代の女性です。
この女性はスーパーで食料品と日用品を万引きしたとして警察の捜査を受けた後に、検察庁に書類送検されました。
そして窃盗罪で起訴(公判請求)されて、裁判では検察から懲役1年を求刑されましたが、執行猶予付きの判決を獲得することができました。
◇結果◇
執行猶予
◇事件経過と弁護士活動◇
窃盗の前科があった女性は、警察の取調べを受ける中で、起訴(公判請求)されて実刑判決が言い渡されるのではないかと不安で弁護活動をご依頼されました。
女性の前科や過去の万引きの回数等を考慮すると、弁護活動開始当初から公判請求(正式な裁判手続き)されることが見通されました。
そこで裁判手続になる前から弁護士はご家族の方と協力し、専門の医療機関に通院していただくなど裁判に向けての準備を始めました。
またご家族の方にも協力いただき、家族全体で再犯を防止する意識を持っていただいたのです。
このように裁判前から積極的に再発防止策に取り組んでいたことが、裁判では高く評価され、判決では執行猶予を獲得することができました。