名古屋の過失致死事件 示談交渉に優れた弁護士
名古屋市港区在住60代男性会社員Aさんは、愛知県警中村警察署により過失致傷の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、金山駅の市営名港線からJR中央本線への乗り換えの階段で、過失により転倒した際、同時に70代女性転倒させ死亡させたようです。
Aさんは、「急いでいて転んでしまった」などと話しているようです。
今回の事件は、平成26年11月28日の神奈川新聞の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~過失致死とは~
過失致死罪とは、不注意で人を傷つけてしまった結果、死に至らせてしまった場合に成立します。
過失傷害とは異なり、告訴を必要とはしません。
そのため、被害者からの告訴がなくとも、警察により逮捕・捜査される可能性があります。
過失致死罪の法定刑:50万円以下の罰金(刑法第210条)
~早い段階で示談交渉に優れた弁護士に任せましょう~
被害者との示談交渉は、弁護士を入れて行うのが一般的です。
警察・検察は、民事不介入という原則によって示談交渉を取り次いではくれないからです。
仮に、加害者側が被害者の連絡先を知っていたとしても、被害者の加害者に対する恐怖や憎悪から、当人同士の示談交渉は難航するケースが多く見受けられます。
また、事件当事者による示談は、後日争いが蒸し返されるケースもあります。
示談交渉に優れた弁護士に依頼することで、法律的な見地から、安全確実に示談の成功率を上げることができます。