愛知県の業務上過失致死罪事件 刑事裁判や不起訴処分に強い弁護士
愛知県警中川警察署は、業務上過失致死罪の容疑で捜査を受けていたAさんを名古屋地方検察庁に送検しました。
Aさんは、中区在住の小学生が、折れた木の枝の直撃を受けて死亡した事件で、イベントを主催した団体の理事長でした。
名古屋地方検察庁は先日、Aさんを不起訴(嫌疑不十分)としました。
平成27年8月25日読売新聞の記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名等は変えてあります。
~不起訴とは~
不起訴処分とは、容疑者を起訴するかどうかの判断権限を有する検察官が、刑事裁判をしないで事件を終了させる処分のことを言います。
不起訴(嫌疑なし)、不起訴(嫌疑不十分)及び起訴猶予の3つに分かれます。
~不起訴(嫌疑不十分)とは~
嫌疑不十分を理由とする不起訴とは、警察や検察庁が捜査を行ったものの、その犯罪の成立を認定する証拠が不十分である場合の不起訴処分です。
つまり起訴したとしても刑事裁判で有罪判決が出ない可能性が高いと見込まれるときに出される処分と考えられます。
先の事件(読売新聞掲載の事件)では、検察官は、不起訴処分の理由を「過失責任を問えるほど、証拠が十分ではなかった」と述べています。
このような不起訴(嫌疑不十分)を勝ち取るためには、不起訴処分が相当であると検察官を説得することが必要です。
例えば、弁護士を通じて無罪の証拠を集めることや、捜査機関が集めた証拠が信用性の低いものであることを主張していきます。
これらは、本人やご家族では大変困難な作業であり、弁護士に依頼する方が現実的な対応でしょう。
刑事裁判に強いあいち刑事事件総合法律事務所は、不起訴(嫌疑不十分)の獲得実績も豊富です。
業務上過失致死罪で送検されてお困りの方は、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
(愛知県警中川警察署の初回接見費用:35000円)