Archive for the ‘お客様の声’ Category

【お客様の声】岐阜県の電車内痴漢事件 勾留延長阻止と不起訴獲得の弁護士 

2016-06-05

■事件概要

 岐阜県内を走行中の名古屋鉄道の電車内で、依頼者の息子(40代男性、公務員、前科なし)が、制服を着た女子高生の胸に腕を押し当てるなどした岐阜県迷惑防止条例違反の痴漢事件です。依頼者の夫は、電車が駅に停車した際に電車から降りましたが、駅員に声をかけられて駅事務室に連れて行かれました。駅事務室では、痴漢行為を否定していましたが、駅員からの通報を受けて臨場した警察官に逮捕されました。

■事件経過と弁護活動

 本件痴漢事件は依頼者の息子が仕事での出張中に起こした事件でした。息子が逮捕されたとの連絡を受けた両親は、事件詳細や捜査状況についての情報がほとんどなかったことから、刑事事件を専門に扱う当事務所に初回接見(面会)の要請をされました。息子の逮捕から既に5日が過ぎており、留置場に身体拘束(勾留)された状態での接見でした。
 当事務所の弁護士がただちに警察署の留置場に赴き被疑者である息子と接見(面会)をしたところ,息子本人は犯行を認めていること、仕事上のストレスと性的欲求の昂ぶりから犯行を行ってしまったこと、身体拘束が長期間になれば職場を退職しなければならなくなることが確認できました。被疑者である息子は公務員の給料収入で家族を養っており、刑事処分によって前科が付くこと及び事件内容が職場に伝わって懲戒免職処分になることを心配されて,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼者は,刑事事件の手続きや処分に不安を感じる一方で,被害者女性への謝罪と反省の気持ちを有しておられました。そのため,依頼を受けた弁護士は,刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めるとともに,被害者女性への謝罪と弁償による示談交渉を勧めました。
 弁護士のアドバイスに基づく取り調べ対応と検察官への働きかけによって勾留期間の延長は阻止され、被疑者である息子は依頼から5日後には釈放されました。
 被害者の女子高生とそのご両親に対しては、早急に、謝罪と賠償による示談交渉を提案させていただきました。当初、女子高生のご両親は被害感情が非常に強く、示談交渉は難航が予想されました。被害者の方への示談交渉では、被疑者に謝罪文を作成していただき、謝罪と反省の意思を被害者女性のご両親にお伝えする一方で、犯行現場となった電車路線を使用せず被害者の女子高生にも近づかない旨の誓約をして接触可能性や2次被害防止のためのを対策を講じることで被害者の方に安心してもらえるよう努めました。早急且つ粘り強い交渉の末、被害者のご両親と示談をまとめることに成功し、被害者やそのご両親からはお許しの言葉をいただくことができました。
 示談を成立させた担当弁護士は、検察官に対して、被害者との間で謝罪と賠償のうえで示談が成立していること、被害者が被害届を取り下げていること、依頼者には前科前歴がなく依頼者である妻の監督が行き届く環境であることから痴漢行為の再犯可能性がないことを主張して刑事処罰の必要性がないことを訴えました。
 弁護活動の結果、本件痴漢事件は示談成立及び依頼者の反省と再発防止策が重視されて不起訴処分となりました。依頼者の息子は前科がつくことなく無事に事件を終えることができました。また、勾留延長を阻止して早期釈放を実現できたこと及び不起訴処分によって刑事裁判を回避できたことで、ご依頼者様は懲戒免職や退職処分を受けることなく公務復帰を果たされました。 

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【お客様の声】三重県の万引き事件 不起訴で懲戒処分回避の弁護士

2016-06-04

【お客様の声】三重県の万引き事件 不起訴で懲戒処分回避の弁護士

■事件概要

依頼者(40代女性,公務員,前科なし、同種前歴あり)が,三重県内のコンビニにおいて化粧品を万引きした窃盗事件。依頼者は、犯行を目撃していた私服警備員に捕まり、通報を受けて駆け付けた警察官に引き渡されました。

■事件経過と弁護活動

 依頼者は,警察署での取り調べで万引きを認めて自白し、父親が身元引受人となって釈放されました。その後は、複数回、警察署に呼ばれて取り調べを受けました。依頼者は、釈放後、被害店舗に赴いて謝罪と被害品の買取を行いましたが、それ以上どうしていいか分からないまま万引き事件から1か月以上が過ぎました。事件は検察庁に送致(書類送検)され、検察庁から依頼者に対して取り調べの呼び出しがありました。検察官から取り調べの呼び出しを受けた依頼者は、刑事処分によって前科が付くこと及び万引き事件が伝わることで職場の官公庁を懲戒処分によって免職・退職になることを心配されて,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
  依頼を受けた弁護士が弁護方針を立てるため,依頼者や依頼者の親族に事情聴取を行ったところ,依頼者は過去にうつ病にり患し休職をしていたことがあること,現在復職に向けて少しずつ仕事に復帰している途中であること,高齢の母の介護を務めていることと依頼者の姉が入院しているなど、依頼者の収入によって家族が支えられていること及び依頼者に過度のストレスがかかている事実が判明しました。担当弁護士は,早急に、刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスし,依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めるとともに,被害店舗の店長又は責任者に対して,謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。
 示談交渉では,依頼者の謝罪と反省の意志をお伝えするとともに,二度と事件現場である店舗に近づかないこと,依頼者の親族に依頼者の負担を減らし精神的に余裕が持てる環境を整備するよう約束してもらい,接触可能性や再犯防止のための対策を講じることで,被害店舗の責任者に安心してもらえるよう努めました。このような早急かつ粘り強い交渉の結果,被害店舗の店長との間で示談をまとめることに成功し,お許しの言葉をいただくことができました。
 弁護士の早急な活動によって,本件窃盗事件は、示談成立及び依頼者の反省と再発防止策が重視されて起訴猶予による不起訴処分となりました。依頼者は前科がつくことなく無事に事件を解決することができました。事件が職場の会社に伝わることもなく、依頼者は懲戒処分を受けることなく公務員として官公庁での勤務を続けられました。

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【お客様の声】名古屋市のいじめ事件で少年逮捕 弁護士の付添人活動で保護観察処分獲得

2016-06-03

 【お客様の声】名古屋市のいじめ事件で少年逮捕 弁護士の付添人活動で保護観察処分獲得

■事件概要

 依頼者の息子(10代少年、専門学校生,非行歴あり)が,共犯者である同級生数名と一緒に,名古屋市内にある高校の教室で,クラスメイトであった被害者少年に対して,集団で暴行を加えたという暴力行為等処罰法違反の少年事件です。後日,少年らの集団暴行が学校内で問題になり、当事者とその親による話合いの場が設けられようとしていましたが,被害者少年が被害届を出したことから刑事事件化されて、依頼者の息子は暴力行為等処罰法違反の容疑で自宅に来た警察官に逮捕されました。

■事件経過と弁護活動

 依頼者であるご両親から当事務所に連絡があった際,既に加害者少年は警察署の留置場で勾留中であり,ご両親には事件内容や捜査状況についての情報はほとんどありませんでした。依頼を受けた当事務所の弁護士は、直ちに警察署に赴き少年本人と接見(面会)を行いました。接見によって,依頼者の息子は被害者に対して複数人で暴力を振るったことを認めていること、被害者を遊びでからかう行為がエスカレートして暴力行為に発展してしまったこと、非行歴があること等の事実が判明しました。本件暴力行為等処罰法違反事件は、複数の生徒による集団暴行といういじめ事案であること、被害者の処罰感情が厳しいこと、加害者少年に非行前歴があることから、警察や検察官からは少年院送致の厳しい意見が出され身柄拘束期間も長引く可能性が出ていました。
 担当弁護士は,少年の意見と気持ちを確認して、まず共犯者の少年らに付いている弁護士と弁護方針について折衝を主導し,本件集団暴行事件について問題点をまとめあげました。また,身体を拘束されて不安を抱えている少年のために,何度も警察署の留置施設や少年鑑別所に足を運び,加害者少年一緒になって事件を振り返り反省を促すとともに,審判への対応方法を協議しました。加害者少年は弁護士と協議を重ねるにつれて,事件を起こしたことについて,被害者の苦痛を思って心から反省と謝罪の言葉を口にするようになりました。弁護士は依頼者である両親と協力し、学業への復帰や就職先の確保など社会内更生のための環境整備に奔走しました。
 このような弁護士による付添人活動の結果,家庭裁判所の審判では少年の反省と再発防止策が重視され,在宅での保護観察処分の決定を獲得することができました。審判後,少年は無事に自宅へ帰ることができ,新たな環境で学業復帰をすることになりました。

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【お客様の声】愛知県の覚せい剤使用事件で逮捕 再犯でも執行猶予付き判決を獲得する弁護士

2016-06-02

【お客様の声】愛知県の覚せい剤使用事件で逮捕 再犯でも執行猶予付き判決を獲得する弁護士

■事件概要

 依頼者の夫(50代男性,会社代表取締役社長,同種前科あり)が,愛知県内の自宅で,覚せい剤を自己の腕に注射して使用した覚せい剤取締法違反事件です。依頼者の夫は、覚せい剤使用の数日後、自宅に捜索差押に来た警察官から任意同行を求められて警察署に連れていかれました。警察署で任意提出した尿を検査(鑑定)され、依頼者の夫の尿から覚せい剤成分が検出されたために逮捕されました。

■事件経過と弁護活動

 警察官からの連絡で夫が逮捕されたことを知らされた妻(依頼者)から、当事務所に刑事弁護活動の依頼がありました。弁護士が直ちに警察署に赴き被疑者である夫と接見することで、被疑者である夫本人は覚せい剤の使用を認めていること、使用した覚せい剤は売人から路上で購入したこと、同種覚せい剤取締法違反の前科があることが確認できました。
 本件覚せい剤使用事件は、被疑者に同種覚せい剤取締法違反の前科があったことから懲役実刑判決の可能性が大きい事件でした。依頼者夫婦は、会社の代表取締役社長である夫が懲役実刑判決を受けて刑務所に収監されてしまうこと及び刑務所での服役期間中に会社経営が悪化し倒産の危険が生じてしまうことを強く心配されていました。
 担当弁護士は、刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで警察署の留置場に身体拘束されている被疑者の不安を少しでも取り除くよう努めました。また,早期保釈及び刑事裁判に向けて,依頼者である妻の協力のもと、売人を含む薬物関係者とのつながりを断って更生に向けた生活環境の調整に取り掛かりました。
 起訴後はすぐに保釈請求を申請し、裁判所に対して、被告人が犯罪を認めて反省していること、売人を含む薬物関係者とのつながりを断って医療機関の治療による更生プログラムが準備されていること、妻による身元引受及び出廷確保の誓約があること、会社経営悪化と倒産リスク発生など身体拘束の長期化による不利益が大きいことを訴えました。弁護士による保釈請求の結果,裁判所から保釈が許可され,依頼者の夫は裁判中は自宅で生活することが許されました。
 刑事裁判の公判期日では、裁判官に対して、被告人が覚せい剤使用を認めて反省していること及び再犯可能性がないことなど主張して執行猶予付きの判決を訴えました。具体的には、被告人が売人を含む薬物関係者とのつながりを断って医療機関に通院して治療更生プログラムを受けていること,依頼者の妻も被告人である夫が二度と違法薬物に手を染めることがないよう日常生活を厳しく監督する旨の誓約があることなど被告人に有利な事情を主張して刑務所ではなく執行猶予による社会内での更生が望ましいことを裁判官に訴えました。
 弁護人の公判弁護活動の結果,判決では、執行猶予付き判決を獲得することができました。保釈による身体拘束からの釈放及び執行猶予判決によって刑務所収監を回避できたことで、会社経営への悪影響は最小限で済み、依頼者の夫は代表取締役としての業務に復帰されました。

102038

 

 

 

【お客様の声】愛知の路上強制わいせつ致傷事件で逮捕 不起訴処分で前科をつけない弁護士

2016-06-01

【お客様の声】愛知の路上強制わいせつ致傷事件で逮捕 不起訴処分で前科をつけない弁護士 

■事件概要

 依頼者の夫(30代男性、会社員、前科なし)が、愛知県内の屋外駐車場で、抵抗する被害者女性に対し、キス(接吻)したり服の上から乳房を揉んだりするなどのわいせつな行為を加え、全治2週間の怪我を負わせたという強制わいせつ致傷事件です。依頼者の夫は、犯行後、現場から逃走しようとましたが、付近住民又は通報を受けて駆けつけた検察官に取り押さえられて逮捕されました。

■弁護活動

警察署からの連絡で夫が逮捕されて留置場に勾留されていることを知った依頼者は、本件強制わいせつ致傷事件の内容や捜査状況についての情報がほとんどなかったことから、当事務所に初回接見(面会)の要請をされました。弁護士が直ちに警察署に赴き被疑者である夫と接見(面会)することで、夫本人は犯行を認めていること、犯行当日はアルコールを大量に飲酒して酩酊状態になって仕事上のストレスと性的欲求の昂ぶりから犯行を行ってしまったこと、飲酒の影響で事件の詳しい内容は覚えていないこと、前科前歴のないことが確認できました。
 接見(面会)で確認できた事情を前提にすると、本件強制わいせつ致傷事件は裁判員裁判対象事件として懲役実刑判決の可能性が大きい事件でした。依頼者夫婦は、懲役実刑判決を受けて前科が付くこと、刑務所に服役することで夫が仕事を失い夫の収入で生活している家族が経済的に困窮して路頭に迷ってしまうことを心配されて、当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 被疑者である夫は,刑事事件の手続きや処分に不安を感じる一方で,被害者女性への謝罪と反省の気持ちを有しておられました。そのため,依頼を受けた弁護士は,刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めるとともに,被害者女性への謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。
 被害者女性への示談交渉では,被疑者や妻に謝罪文を作成していただき,謝罪と反省の意思をお伝えさせていただきましたが、被害者女性の処罰感情が強く,示談交渉が困難な状況でした。担当弁護士は、と依頼者の謝罪と反省の意思をお伝えする一方で,十分な賠償額の提示及び事件現場周辺や被害者女性には近づかないことを誓約するなど接触可能性や2次被害防止のための対策を講じることで,被害者女性に安心してもらえるよう努めました。早急かつ粘り強い交渉の結果,被害者女性と示談をまとめることに成功し,被害者女性からはお許しの言葉をいただくことができました。
 示談成立後は、検察官に対して、被疑者は前科前歴がなく、被害者との間で示談を成立させて被害者からもお許しの言葉を頂いていること、本件強制わいせつ事件はアルコールを大量に飲酒して酩酊状態になったために仕事上のストレスと性的欲求の昂ぶりから行われた犯行で計画性・常習性がなかったこと、二度と性犯罪を起こさないように注意喚起や監督することのできる家族がいる環境が整っていることなどを訴え、刑事裁判にならないよう不起訴処分を求めました。
 弁護士の活動によって,依頼者の夫は勾留の満期日に釈放されました。本件強制わいせつ致傷事件は、示談成立及び被疑者の反省と再発防止策が重視されて起訴猶予による不起訴処分で解決することができました。不起訴処分によって刑事裁判を回避できたことから、依頼者の夫は前科がつくことなく無事に事件を終了することができて解雇されることなく会社への職場復帰を果たされました。

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【お客様の声】愛知県の常習的無免許運転事件 前科あっても弁護士依頼で低額罰金刑

2016-05-31

 【お客様の声】愛知県の常習的無免許運転事件 前科あっても弁護士依頼で低額罰金刑

■事件概要

愛知県内在住の依頼者(50代男性、会社代表取締役、同種前科あり)は、公安委員会から自動車運転免許取り消し処分を受けていたにもかかわらず無免許の状態で普通乗用自動車を運転していたところ、愛知県内の転回(Uターン)禁止道路で転回したため、交通検問を実施していた警察に呼び止められて無免許運転による道路交通法違反が発覚・検挙された事件です。

■事件経過と弁護活動

 依頼者は、検挙当日は、警察署で取調べを受けた後に、家族が迎えに来てくれて帰宅を許されました。逮捕はされなかったものの,在宅事件として捜査が続けられて後日再度呼び出しがある旨を警察官から告げられました。依頼者は、刑事裁判によって懲役前科が付くこと及び無免許運転事件の内容が会社関係者や取引先に伝わることを心配されて,当事務所に法律相談を受けに来られました。
 法律相談では、自動車運転免許が取り消された理由と無免許運転の経緯・動機の確認、無免許運転の検挙時の状況、無免許運転の頻度や回数の確認がなされました。法律相談による確認の結果,依頼者には、運転免許停止期間中の自動車の無免許運転の前科があること、欠格期間が過ぎた後も自動車運転免許を再取得することなく無免許運転を繰り返していたこと、交通違反の前歴が複数あることが判明しました。法律相談で確認された事情からすれば、本件無免許運転による道路交通法違反事件は、正式な刑事裁判による懲役判決の可能性も生じていました。依頼者は,刑事事件の手続きや今後の刑罰に不安を感じ,当事務所に刑事弁護活動を依頼されました。
 依頼を受けた弁護士が事情を精査したところ,本件無免許運転事件を起こしてしまった理由は会社業務によるものであったこと、依頼者は警察官の事情聴取にも素直に応じ取調当初から一貫して無免許運転の罪を認めて反省していることが確認できました。担当の弁護士は、依頼者に対して,取り調べ対応をアドバイスするとともに、今後二度と無免許運転をすることがないように、事件当時に運転した普通乗用自動車を売却処分することで自動車の使用を止めて公共交通機関や自転車を利用すること等を指導しました。さらに,依頼者のご家族の方から,依頼者が二度と無飲酒運転をすることがないように常日頃から厳重に監督する旨の誓約をいただくことができました。
 本件無免許運転事件が検察庁に送致(書類送検)された後、担当弁護士は、検察官に対して、依頼者が無免許運転をしてしまった経緯が私用ではなく業務上やむを得ない事情からであること、依頼者所有の普通乗用自動車を売却処分すること、無免許運転に対する注意喚起や監督することのできる家族がいる環境などを訴え、低額の罰金刑の処分を求めました。
 このような弁護活動の結果,依頼者の真摯な反省と再発防止策,ご家族の方による監督が重視され,略式裁判による低額の罰金刑で終了しました。正式な刑事裁判を回避できたことで、事件が会社関係者や取引先にに伝わることもなく、ご依頼者様は会社代表取締役として会社業務を続けることができました。

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【お客様の声】愛知の集団暴走事件で少年逮捕 弁護士の付添人活動で保護観察処分獲得

2016-05-30

【お客様の声】愛知の集団暴走事件で少年逮捕 弁護士の付添人活動で保護観察処分獲得

■事件概要

 依頼者の息子(10代少年、高校生,補導歴多数・非行歴1回)が,暴走族構成員の少年らと一緒に,二人乗りした原動機付自転車や普通自動二輪車で騒音を立てながら信号無視や道路一杯に広がって走行するなどの集団暴走行為を行った道路交通法違反の少年事件。少年は,事件当日は警察に捕まることなく逃走しましたが,一緒に集団暴走行為を行った仲間の一人が逮捕されたことをきっかけに,本件集団暴走行の数か月後に道路交通法違反の容疑で逮捕されました。

■事件経過と弁護活動

 依頼者であるご両親から当事務所に連絡があった際,既に被疑者である少年は勾留中で,ご両親には事件や捜査状況についての情報がほとんどありませんでした。依頼を受けた当事務所の弁護士は,直ちに警察署に赴き少年本人と接見を行いました。接見では,事件の詳細を確認するとともに取調べの対応を指導することで,留置場で不安な気持ちを抱えている少年を安心させるよう努めました。
 本件集団暴走行為による道路交通法違反事件は,複数の暴走族構成員の少年が関与し,犯行は警察署付近で警察を挑発するような態様であり,暴走行為を繰り返した後に逃走していることから,警察や検察官からは少年院送致(長期処遇)の厳しい意見が出され,身柄拘束期間も長くなる可能性がありました。
 刑事事件として,付添人活動の依頼を受けた当事務所の弁護士は,将来の就職のため高校を退学処分とならないか心配する少年のため,観護措置決定によって名古屋少年鑑別所に移された後も何度も足を運び,一緒になって事件を振り返り反省を促すとともに,審判への対応方法を協議し,少しでも不安を軽減できるよう努めました。その結果,少年は弁護士との協議を重ねるにつれて,事件を起こしたことを深く反省するようになり,本件集団暴走行為で逮捕されたことを契機に,暴走族構成員であった友人とは関係を断って真面目に高校に通い就職したいと希望するようになりました。当事務所の弁護士は,依頼者と協力して社会内で更生することができるよう環境整備に奔走しました。
 このような弁護士による付添人活動の結果,家庭裁判所の審判では、少年の反省と再発防止策が重視され,在宅での保護観察処分の決定を獲得することが出来ました。審判後,少年は無事に自宅へ帰ることができ,再び高校へ通学することで社会復帰をすることができました。

102003

 

 

 

【お客様の声】愛知県のオレオレ詐欺事件で逮捕 求刑の約7割に大幅減刑

2016-05-29

【お客様の声】愛知県のオレオレ詐欺事件で逮捕 求刑の約7割に大幅減刑

■事件概要

 依頼者(20代男性、無職、前歴あり)は,特殊詐欺グループの一員として,愛知県内のオレオレ詐欺事件で、被害者に電話をかける役(かけ子)と被害金を受け取る役(受け子)の仲介・紹介や、被害金を運ぶ役(運び屋)に指示をしたとされる特殊詐欺事件。依頼者は、自宅にいたところを、逮捕状を持った愛知県警察の警察官が突然きて逮捕されました。

■事件経過と弁護活動

 本件詐欺事件を当事務所の弁護士が担当するに至ったのは,被疑者である依頼者が警察に逮捕勾留されてしまい,依頼者と同居されている友人には事件や捜査状況についての情報がほとんどなく,同弁護士に初回接見の要請があったからでした。弁護士が直ちに警察署に赴き依頼者と接見したところ,依頼者は,刑事処分による不利益や本件詐欺事件につき自白してしまうことによる報復を恐れている様子が窺えました。本件詐欺事件は多数のオレオレ詐欺や詐欺未遂が絡み,長期の身柄拘束による依頼者様の負担が心配される事件でした。
依頼者は当事務所の弁護士に刑事弁護活動を依頼され,同弁護士は刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスし,依頼者の不安の少しでも取り除くよう努めました。特に,本件詐欺事件では被害者も多数存在し,依頼者の長期の身柄拘束が想定され,また実際に身柄拘束が長期にわたりました。依頼者は接見禁止付きの勾留であり,限られた者のみしか接見できなかったため,依頼者の不安や寂しさも相当のものでした。当事務所の弁護士は依頼者の不安を払しょくするとともに依頼者と密にコミュニケーションを図るため,多数の接見を行い,取調べに対するアドバイスを行いました。
 本件詐欺事件が起訴され,舞台が公判(裁判)にうつってもなお当事務所の弁護士は依頼者と常にコミュニケーションを図り,正当な量刑が下されるよう刑事弁護活動を行いました。裁判では、前科がないこと、真摯に反省して更生を誓っていること及び再発防止策と更生のための環境が整っていることなど依頼者に有利な事情を可能な限り裁判官に訴えました。
 弁護活動の結果,検察官の求刑は長期実刑でしたが,判決では検察官求刑から3割近い減刑が認められる大幅な減刑判決を獲得しました。

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【お客様の声】愛知県内の公然わいせつ事件で少年逮捕 即日釈放と不処分獲得の弁護士

2016-05-28

 【お客様の声】愛知県内の公然わいせつ事件で少年逮捕 即日釈放と不処分獲得の弁護士

■事件概要

 依頼者の息子(10代少年、専門学校生、前歴なし)が、愛知県内の公園で、下半身を露出して公園内にいた女子児童に対して陰茎を見せるようにした公然わいせつ罪の少年事件です。少年は、その場から逃走して自宅に戻りましたが、通報を受けて自宅を訪ねてきた警察官に逮捕されました。

■事件経過と弁護活動

 少年は逮捕によって警察署の留置場で身柄拘束状態にあり、事件や捜査状況についての情報がほとんどなかったことから、依頼者である父親から初回接見(面会)の要請がありました。当事務所の弁護士がただちに警察署に赴き少年本人と接見(面会)をしたところ,本人は犯行を認めていること、ストレスと性的欲求の昂ぶりから犯行を行ってしまったこと、他にも露出行為を行っており公然わいせつ事件の余罪があることが確認できました。依頼者である父親は、刑事処分によって前科前歴が付くこと、身柄拘束期間が長期化することにより事件内容が学校に伝わって退学処分になってしまうことを心配されて,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼を受けた弁護士が確認を取ったところ、検察官が引き続き少年の身体を拘束して捜査をする必要があるとして勾留請求する予定であることが判明しました。裁判官によって勾留請求が認められれば、最低でも10日間は留置施設で拘束されたまま捜査を受けることになります。そうなれば学生である依頼者の息子は、学校を長期に渡り欠席することになり、退学処分を受けてしまう可能性が高まります。
 これらの不利益を回避するため、担当弁護士は、勾留請求却下して少年を釈放すべきだと裁判官に対し意見しました。依頼者の息子は、前歴がなく、学校は無遅刻無欠席で普段の生活態度も真面目であること、学費を稼ぐためにアルバイトをしていたこと、父母による監督環境が整っていることなど逮捕勾留による身体拘束の必要性がないこと、専門学校の退学処分など逮捕勾留による弊害が大きいことを訴えました。事情を汲み取った裁判官は、検察官の勾留請求を却下し、依頼者の息子は即日釈放されました。
 釈放後は、弁護士の指導にって、事件を振り返ることで反省を促すとともに、審判への対応方法を協議しました。少年は、弁護士との協議を重ねるにつれて、事件を起こしたことを深く反省しするとともに、女子児童への謝罪の言葉を口にするようになりました。
 弁護士の入念な指導と少年の真面目な取り組みの結果、家庭裁判所の審判では、少年が今回の事件と向き合い真摯に反省していること、両親が監督する環境が整っており社会での更生が十分期待できることなどから、不処分という結果を得ることができました。
本件公然わいせつ事件では、依頼当日の釈放によって身体拘束のない在宅での捜査を実現したこと、家庭裁判所の審判で処分を受けなかったことから、事件内容が学校に伝わることなく、依頼者の息子は従前通り学校生活に戻ることができました。 

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【お客様の声】名古屋市内の路上窃盗事件 弁償と示談で不起訴獲得の弁護士

2016-05-27

【お客様の声】名古屋市内の路上窃盗事件 弁償と示談で不起訴獲得の弁護士  

■事件概要

依頼者(20代男性、会社員、同種前歴あり)が、名古屋市内の路上で、被害者女性が持っていたカバン(リュック)の中から財布を盗んだ窃盗事件です。依頼者は、窃盗行為を目撃していた通行人から取り押さえられ、通報を受けて駆けつけた警察官に逮捕されました。

■事件経過と弁護活動

依頼者は,逮捕後の警察署での取り調べで罪を認めて自白し、妻が身元引受人となって釈放されました。その後は、複数回、警察署に呼ばれて取り調べを受けました。依頼者は、被害者女性への謝罪と反省の気持ちを有していましたが、被害者の連絡先は警察官に教えてもらえず分からなかったため、どうしていいか分からないまま逮捕から1か月以上が過ぎました。事件が検察庁に送致(書類送検)され、検察庁で検察官から取り調べを受けた際に、「被害者への謝罪や弁償の意思はないのか。」「このままでは起訴する予定である」旨を告げられました。依頼者は、被害者への謝罪や賠償をしたくてもできないこと、刑事処分によって前科が付くこと及び会社を懲戒免職処分になることを心配されて,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼を受けた弁護士は,依頼者に対して,刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスして依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めるとともに,被害者に対して、速やかに謝罪と賠償による示談交渉をすべく奔走しました。
 被害者女性への示談交渉では,被害者女性への謝罪と弁償の意思を伝えるとともに、犯行現場周辺及び被害者女性には近づかない旨の誓約をして接触可能性や2次被害防止のためのを対策を講じるなど、被害者の怒りと不安を払拭できるよう粘り強く示談交渉を続けました。早急且つ粘り強い交渉の末、被害者の方と示談をまとめることに成功し、被害者女性からは被害届取下げと被疑者を許す旨の言葉をいただくことができました。
 弁護士の早急な活動によって,本件窃盗事件は、示談成立及び依頼者の反省と再発防止策が重視されて起訴猶予による不起訴処分となりました。依頼者は前科がつくことなく無事に事件を解決することができました。事件が職場の会社に伝わることもなく、依頼者は懲戒処分を受けることなく会社勤務を続けられました。

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