Archive for the ‘交通事故・交通違反’ Category

【ニュース紹介】愛知県豊川市で起きた過失運転致傷事件

2023-06-25

今回は、愛知県豊川市で起きた過失運転致傷事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説いたします。

【ケース】

4日午前、愛知県豊川市の交差点で直進していたバイクと右折しようとしたミキサー車が衝突する事故があり、バイクに乗っていた52歳の男性が死亡しました。警察は、ミキサー車を運転していた会社員を逮捕して事故の詳しい状況を調べています。

午前9時半ごろ、豊川市森5丁目の交差点を直進していたバイクと右折しようとしていたミキサー車が衝突しました。
この事故でバイクに乗っていた豊川市赤坂町の男性が頭を強く打って意識のない状態で病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡しました。
警察は、ミキサー車を運転していた豊橋市の会社員、34歳男性を過失運転致傷の疑いでその場で逮捕しました。
警察の調べに対し34歳男性は、「事故を起こしたことは間違いない」と述べ、容疑を認めているということです。
警察によりますと、現場は県道と県道が交わる片側3車線の交差点で、事故当時はバイクとミキサー車、どちら側の信号も青だったということです。
警察は事故当時の詳しい状況を調べています。
(https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230204/3000027425.html 2月4日 「愛知豊川 バイクとミキサー車が衝突 バイクの男性死亡」より ※氏名等の個人情報は秘匿しています)

【ケースの事件について】

ケースの事件の被疑者は過失運転致傷の疑いで逮捕されていますが、被害者が亡くなっており、逮捕後、被疑事実を過失運転致死に変更して捜査が行われるものと思われます。

比較的軽微な過失運転致傷事件においては、略式手続により、書面のみによる審理が行われることが多いのに対し、過失運転致死事件においては、公判請求という形式で起訴される見込みが大きく、法廷に立って裁判を受けることになる可能性があります。
有罪判決を受ける場合には、禁錮刑を言い渡されることが多いですが、その際に執行猶予が付かなければ、実刑判決となってしまいます。

実刑判決を回避するためには、被害者、被害者のご遺族に対して誠心誠意、謝罪を行い、生じさせた損害を賠償した上で、示談を成立させることが重要となります。
過失運転致死傷事件を起こした疑いで逮捕されてしまった場合には、すぐに弁護士の接見を受け、示談交渉に関するアドバイスを受けることをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部は、刑事事件・少年事件を中心に扱う法律事務所です。
過失運転致死傷事件に関してお悩みの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部にご相談ください。
24時間365日対応可のフリーダイヤル(0120-631-881)にて、ご相談の予約を受け付けております。

【裁判紹介】ひき逃げ事件の裁判例等を紹介

2023-06-19

ひき逃げ事件の裁判例等について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説いたします。

【事案】

名古屋市で、当時69歳の男性を車でひき逃げしたとして、3度の不起訴処分後に道路交通法違反で起訴された被告人に対し、名古屋地裁は、無罪主張を退け懲役6月、執行猶予2年(求刑・懲役2年6月)の有罪判決を言い渡した。
(毎日新聞「ひき逃げ男 3度の不起訴→起訴→有罪判決」(2018/1/19)を引用・参照)。

【ひき逃げ(救護義務違反)】

本件は、自動車運転過失致死罪が成立する行為自体の刑事処分は下された後、ひき逃げという道路交通法上の違反行為のみが起訴されたという特殊な事案です。
道路交通法におけるひき逃げとは、典型的には交通事故によって他人を死傷させたにも関わらず、その場から逃走することを指します。
具体的に道路交通法をみてみると、同法72条1項前段は「交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の……運転者等……は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない」と規定しています。
このような措置を講じる義務は一般に救護義務などと呼ばれていますが、かかる救護義務に違反した場合には、「前項の場合において(注:「車両等……の運転者が、当該車両等の交通による人の死傷があつた場合において、第72条第1項前段の規定に違反したとき」)、同項の人の死傷が当該運転者の運転に起因するものであるときは、10年以下の懲役又は100万円以下の罰金」(同法117条2項)という重い刑事罰が科される可能性があります。

【ひき逃げ事件における弁護士の役割】

本事案では、「懲役6月、執行猶予2年」という執行猶予付きの有罪判決が下されています。
もっとも、本件は上述したように道路交通法上の救護義務違反のみで起訴された特殊な事案です。
そこで、自動車運転死傷行為処罰法に規定されている致死傷行為も含めて処罰された他のケースをみてみると、飲酒運転中に他の乗用車に追突し、被害者に怪我を負わせたにも関わらずその場から逃走したケースにおいて、「懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年」の(保護観察付き)執行猶予判決が下されています。
上記のケースにおいて、飲酒運転の事実があったにもかかわらず実刑判決を免れたのは、やはり被害者が負傷するにとどまっているということが大きいと考えられます。
したがって、本事案のように被害者が死亡してしまっているケースにおいて、自動車運転過失致死行為とひき逃げ行為が共に起訴される通常のケースでは、実刑判決が下される可能性もあることから、早急に専門性を有する弁護士のアドバイスを仰ぐことが肝要といえるでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部は、ひき逃げ事件を含む刑事事件を中心に扱っている法律事務所です。
ひき逃げ事件で逮捕や起訴されてしまった方やそのご家族等は、24時間態勢で対応している弊所フリーダイヤル(0120-631-881)までお早めにご連絡ください。

【ニュース紹介】愛知県高浜市で起きた過失運転致死事件

2023-06-10

今回は、愛知県高浜市で起きた過失運転致死事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説いたします。

【ケース】

17日、愛知県高浜市で40代の男性がトラックにはねられ死亡しました。

17日、午後6時35分ごろ高浜市新田町の県道で、横断歩道を渡っていたブラジル国籍の男性(48)がトラックにはねられました。
警察によりますと、男性は、病院に運ばれましたが全身を強く打つなどして事故から約1時間半後に死亡しました。
警察は、トラックを運転していた刈谷市の会社員の男(36)を過失運転致傷の疑いで、現行犯逮捕しました。
男は「横断歩道を渡っている人に気づきブレーキを踏んだけどはねた」と容疑を認めています。
警察は今後、男の容疑を過失運転致死に切り替える方針で、事故の詳しい原因を調べています。
(https://www.nagoyatv.com/news/?id=017472 2月18日 「「ブレーキを踏んだけどはねた」横断歩道を渡っていた男性がトラックにはねられ死亡 愛知」より引用)

【過失運転致死事件について】

被害者が死亡、傷害を負う悲惨な事故は連日のように報道されています。
ケースの男性会社員は過失運転致傷の疑いで逮捕されていますが、被害者が死亡したため、被疑事実が過失運転致死に切り替えられるようです。

軽微な過失運転致傷事件では、起訴された場合であっても、略式手続により書面のみの裁判が行われ、罰金刑を言い渡されることが多いです。

しかし、被害者が死亡、重傷を負った場合に起訴されたときは、公判請求という形式で起訴される可能性が高いです。

公判請求の形式により起訴されると、実際に法廷に立ち、被告人として裁判を受けることになります。

判決が言い渡される際にも、罰金刑ではなく、禁錮刑などの自由刑を言い渡される可能性が高いと思われます。
もし執行猶予付き判決がつかなければ、実刑判決となり、刑務所で服役しなければならない事態が生じます。

実刑判決の回避のためには、誠心誠意、被害者に謝罪と賠償を行い、示談を成立させることが重要です。
死亡人身事故の場合の損害賠償額は高額となりがちですが(1億円以上も珍しくありません)、任意保険等に入っていれば対応できる場合もあります。

まずは刑事事件に詳しい弁護士と相談し、今後の弁護活動についてアドバイスを受けましょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部は、刑事事件・少年事件を中心に扱う法律事務所です。
過失運転致傷、過失運転致死事件に関してお悩みの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部にご相談ください。
24時間365日対応可のフリーダイヤル(0120-631-881)にて、ご相談の予約を受け付けております。

【ニュース紹介】過失運転致死傷の事件を紹介

2023-05-26

過失運転致死傷事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説いたします。

【事案】

愛知県名古屋市中川区内の市道で、同方向に走行していた車3台が衝突。
37歳の男性が収容先の病院で死亡した。
事故の発端となった車には大府市内に在住する19歳の少年が運転していたとみられていたが、当初は同乗者と申告していた21歳のAが運転していたことが後に判明。
Aが無免許運転を隠蔽する目的で少年に身代わりを要求していたとして、Aは自動車運転死傷行為処罰法違反の容疑で逮捕された。
(レスポンス カーニュース「車線変更時の死亡事故、同乗者に身代わりを要求した男を逮捕」(2017/3/3)を引用・参照)。

【過失運転致死傷と身代わり】

2022年現在において、自動車事故に関する刑罰規定は刑法ではなく、自動車運転死傷行為処罰法として別の法律によって定められています。
同法は、5条において過失運転致死傷罪を定めています(「自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。ただし、その傷害が軽いときは、情状により、その刑を免除することができる」)。
さらに、注意すべきこととして、同法6条4項は無免許運転であった場合に刑を加重しています(「前条の罪を犯した者が、その罪を犯した時に無免許運転をしたものであるときは、10年以下の懲役に処する」)。
したがって、本事案では無免許過失運転致死罪が成立しうることになります。

なお、本事案においては、これに加えて犯人隠避教唆罪(刑法61条1項・103条後段)も成立すると考えられます(「罰金以上の刑に当たる罪を犯した者…を…隠避させた者は、3年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する」)。
本件Aは、上述のとおり「罰金以上の刑に当たる罪」である無免許過失運転致死罪を犯した者であり、身代わりを出頭させることで犯人たる自らの「隠避」を「教唆」(刑法61条1項)しているからです。
もっとも、ここにいう「隠避」には自己隠避つまり犯人自身による隠避行為は含まれないと解されています。
ただし、判例は犯人自身が他人に「隠避」行為を教唆した場合には、防御権を濫用したものとして犯人隠避罪の教唆犯の成立を認めているのです。
したがって、本件でも身代わり出頭をさせたAの行為は犯人隠避の教唆に当たるものと考えられます。

【過失運転致死傷事件の裁判例および弁護活動】

本事案の場合、死亡事故(致死事件)であり、ある程度重い刑事処分が見込まれることは比較的明らかといえるでしょう。
もっとも、乗用車を無免許運転して歩行者をはねた上、同乗者に身代わりを依頼した本事案類似の事件(致傷事件)において、懲役2年8月の実刑判決を言い渡した例が存在します。
したがって、被害者が死亡していない事故(致傷事件)であっても、厳しい判断が下される例もあることから決して軽く見ることできません。
交通事件においても、裁判になる前のできるだけ早い段階において、金銭的な被害を回復させるのと同時に真摯な被害者対応を行う等の弁護活動が重要性を帯びることになります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部は、交通事件を含む刑事事件を中心に取り扱っている法律事務所です。
過失運転致死傷事件等で逮捕・起訴等された方やそのご家族は、24時間対応のフリーダイヤル(0120-631-881)までまずはお問い合わせください。

【ニュース紹介】車のドアノブに手をかけた男性を引きずり怪我をさせ逮捕された男性が不起訴処分に

2023-05-17

今回は愛知県で起きた事件の報道をもとに、不起訴処分について弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説いたします。

【ケース】

愛知県安城市の駐車場でドアノブに手を掛けた男性を引きずったまま車を発進させ、けがをさせたとして逮捕された男性を、名古屋地検岡崎支部は不起訴処分としました。
12月23日付で不起訴処分となったのは、碧南市の会社員の男性(62)です。
男性は11月25日、安城市内のレンタルショップの駐車場で、店を出たところ、経営者に呼びとめられ、経営者が車のドアノブに手をかけたところで車を発進させ、約15m先まで引きずって転倒させたとして殺人未遂の疑いで逮捕されていました。店の経営者は軽いけがをしました。
逮捕当時、男性は警察の調べに対し「引きずったり、けがをさえた覚えもなければ、そのつもりもありませんでした」と容疑を否認していました。
名古屋地検岡崎支部は、不起訴の理由を明らかにしていません。
(https://www.nagoyatv.com/news/?id=016664 12月23日 メ~テレ 「ドアノブに手をかけた人を15m引きずって走行したとして逮捕された男性を不起訴」より引用)

【事件の内容について】

ケースの事件において特筆すべきは、被疑罪名が「殺人未遂罪」となっている点です。
言うまでもなく大変な重罪ですが、自動車を運転しながら故意に人を引きずる、故意に自動車を人にぶつけるなどした場合、生命にかかわる危険な行為であり、殺人未遂罪(被害者が死亡した場合は既遂)を適用して捜査されるケースが非常に多いです。

【ケースの事件は不起訴処分により終了】

ケースの事件は不起訴処分によって終了しています。
不起訴処分とは、検察官が被疑者を裁判にかけないものとする処分です。

名古屋地検岡崎支部は不起訴処分の理由を明らかにしていませんが、殺人未遂罪のような重い被疑事実により捜査されてきた事件であっても、①事件の経緯、②捜査によって収集できた証拠の状況、③被害者のケガの軽重、④当事者間における示談の有無を考慮し、不起訴処分がなされる可能性もありえます。

自動車を運転中に生じたトラブルについては、加害者は気づいていなかったり些事だと思っていても、捜査機関が殺人未遂罪を適用して捜査を開始することが珍しくありません。
殺人未遂罪で逮捕されてしまった場合は、すぐに弁護士の接見を受け、今後の弁護活動についてアドバイスを受けることをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部は、刑事事件・少年事件を中心に扱う法律事務所です。
ご家族が殺人未遂の疑いで逮捕されてしまい、お困りの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部にまずご相談ください。
相談のご予約は、365日/24時間いつでも対応可のフリーダイヤル(0120-631-881)で受け付けています。

【裁判紹介】酒気帯び運転事件の裁判例を紹介【実刑】

2023-05-08

酒気帯び運転事件に関する裁判例について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説いたします。

【事案】

酒気帯び状態で運転していた車を道路の防護壁に衝突させ、助手席側の外にあるステップに足を乗せて屋根につかまっていた友人の男性を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)と道路交通法違反(酒気帯び運転)の罪に問われた愛知県豊田市の被告人の裁判員裁判で、名古屋地裁岡崎支部は4日、懲役3年6月(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。
(産経新聞「友人死亡事故、実刑判決 酒気帯び、危険運転で衝突」(2019/12/4)、東海テレビ「友人運転の車の“外”に乗り死亡…22歳男性が車体の外側に掴まり走行の車 壁に衝突し落下」(2019/5/20)を引用・参照)

【酒気帯び運転事件の裁判例】

本事案では酒気帯び状態で車を運転(道路交通法65条1項、117条の2第1項1号)しただけでなく、さらに危険運転致死(自動車運転死傷行為処罰法2条)行為によって被害者を死亡させてしまっており、実刑判決が下されることは常識的な感覚からしても不思議なものではないと思われます。

しかし、このような危険運転致死行為がなければ、酒気帯び運転の罪で実刑判決が下ることはないかと言うとそうではありません。

他の事例をみると、酒気帯び状態でバイクを運転した被告人に対し「懲役5月(求刑懲役6月)の実刑判決が言い渡されたケースも存在します。
このように(酒酔い運転よりも酩酊度の低い)酒気帯び運転でも執行猶予が付くことなく実刑判決となることもあり得るのです。
以下では、どのような事情が量刑判断に影響し得るかについて、弁護活動の重要性に鑑みつつ見ていくこととします。

【酒気帯び運転事件における弁護活動】

一般に酒気帯び運転の場合、初犯であれば罰金刑で済むことも少なくないと言われています。
上記のように酒気帯び運転のみで実刑判決に至ってしまうケースは、刑の終了後(あるいは執行猶予期間満了後)ある程度近接した時期の犯行であることが多く、紹介したケースでも執行猶予期間満了直後の犯行であったことが重い刑事処分に繋がったものと思われます。
もっとも、どのような判決が下るかは同じ罪名であっても事案によって異なることは言うまでもありません。
したがって、上記のようなケース以外でも実刑判決などの重い処分が下る可能性は否定できません。
また交通事件では、現場で逮捕されてしまうことも少なくなく、早い段階から先々の見通しを共有しながら弁護活動を行っていくことが肝要です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部は、酒気帯び運転事件を含む刑事事件を中心に取り扱っている法律事務所です。
酒気帯び運転事件で逮捕や起訴された方、およびご家族は、24時間365日対応可のフリーダイヤル(0120-631-881)までお早めにご連絡ください。

【ニュース紹介】交通反則通告制度と刑事手続

2023-04-26

今回は、信号無視などの交通違反をした際に適用される交通反則通告制度について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説いたします。

【ケース】

名古屋市瑞穂区で市バスを運転中に男性運転士が信号無視をしたとして、道交法違反の反則切符を切られました。
市バスの運転手が交通違反で検挙されるのは、今年度3回目だということです。
名古屋市交通局によりますと今月11日、「瑞穂区二野町堀田通5丁目」の交差点で「市バスが信号無視をしているのを見た」と市に通報がありました。
市が調査したところ、53歳の男性運転士が赤信号にも関わらず、交差点に進入し右折したということです。
運転士は18日、道交通違反で反則切符を切られました。
市バスの運転士が交通違反で検挙されるのは今年度3回目で、今回の運転士は勤続30年のベテランでしたが「先を急ぐ気持ちから前の車に続いていけるだろうと交差点に進入した」と話しているということです。
市は「運転士に対し道路交通法を順守するよう注意喚起を行い、指導を徹底する」としています。
(https://www.ctv.co.jp/news/articles/ibdau0eel3os8xj0.html 11月19日 CHUKYO TV NewsWEB 「市バスが信号無視 男性運転士に反則切符 名古屋市」より引用)

【交通反則通告制度について】

いわゆる青切符の制度であり、自動車を運転する方であれば、殆どの方がご存知でしょう。
信号無視や一時不停止など、軽微な道路交通法違反行為に適用され、一定期間内に反則金を納めれば、刑事裁判や家庭裁判所の審判を受けないで事件が処理されます。
報道のとおり、事業活動に伴い自動車を運転するドライバーも例外ではなく、反則行為を行えば、本制度の対象となりえます。

反則金を納めれば特に何も起きないため、刑事手続とは無縁の制度と感じておられる方もおられるかもしれません。
しかし、信号無視や一時不停止は道路交通法違反行為を内容とする立派な犯罪行為です。
最高裁昭和57年7月15日判決も「反則行為は本来犯罪を構成する行為であり」としています。
一定期間内に反則金を納めれば罪に問われることはありませんが、反則金を納めない場合は、通常の刑事手続が開始され、逮捕されてしまう可能性も生じます。
また、反則行為について起訴され、有罪判決を受ければ、前科がつくことにもなります。
実際に反則金の納付を失念していた、億劫なので納付せず放置していたなどの理由で逮捕されてしまうケースもみられます。

反則行為とされたことについて不服がある場合には争うこともできますが、刑事手続の中で争うことになります。
その際は、被疑者として捜査機関と対峙することになります。
相応の覚悟が必要です。
青切符の交付について不服があるとしても、これを放置するのは極めて危険です。
このような場合は、一度弁護士と相談しアドバイスを受けることをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部は、刑事事件・少年事件を中心に扱う法律事務所です。
道路交通法違反に関してお困りの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部にご相談ください。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部では、刑事手続に関するご相談を

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【ニュース紹介】愛知県一宮市で起きた酒気帯び運転・人身事故

2023-04-14

今回は、愛知県一宮市で起きた酒気帯び運転・人身事故の報道について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説いたします。

【ケース】

25日夜、愛知県一宮市で、酒気帯び運転をして女性に衝突しけがをさせたなどとして、75歳の女が現行犯逮捕されました。
警察によりますと、一宮市の女性容疑者(75)は、25日午後10時30分ごろ、自身が住む市営住宅の駐車場で、酒気帯びの状態で車を運転し歩行者の女性に衝突してけがをさせたほか、駐車中の車数台にぶつかった疑いが持たれています。
調べに対し、前記女性は、酒を飲んで運転したことは認める一方、「人に衝突して、けがを負わせたことは全く覚えがない」などと容疑を一部否認しています。
(https://www.nagoyatv.com/news/?id=016691 12月26日 メ~テレ 「酒気帯び運転で歩行者女性に衝突、数台の車にぶつかった疑い 75歳の女を逮捕」より ※氏名等の個人情報は秘匿しています)

【酒気帯び運転・人身事故を起こした場合の弁護活動】

逮捕され、留置の必要が認められた場合には、逮捕時から48時間以内に、身柄が検察へ送致されます。
検察では、身柄を受け取ったときから24時間以内、かつ、逮捕時から72時間以内に、被疑者の勾留を請求するか、釈放するかを判断します。
検察官の勾留請求に対し、裁判所が勾留決定を出すと10日間、やむを得ない事由があると認められた場合には、さらに最長10日間、勾留されることになります。

逮捕されてしまった場合には、早期に弁護士を依頼し、身柄解放活動などの弁護活動を行ってもらうことが重要です。
特にケースの被疑者は75歳と高齢であり、身体拘束が及ぼす悪影響が懸念されます。
弁護士のサポートを受けながら、信頼できる身元引受人、その上申書などを用意し、早期の身柄解放の実現に向けて行動する必要があるでしょう。

釈放され、在宅捜査に移行した場合であっても、刑事手続は継続しますが、身体拘束を受けた状態で捜査機関に対応するのと、在宅で捜査機関に対応するのとでは、被疑者の負担が大きく異なります。
酒気帯び運転、人身事故を起こし逮捕されてしまった場合には、すぐに弁護士の接見を依頼し、今後の弁護活動に関してアドバイスを受けましょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部は、刑事事件・少年事件を中心に扱う法律事務所です。
ご家族が酒気帯び運転、人身事故を起こして逮捕されてしまい、お困りの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部にご相談ください。
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【解決事例】無免許運転(道路交通法違反)の弁護活動

2023-04-11

無免許運転(道路交通法違反)の弁護活動について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説します。

【事案の概要】

Aさんは、無免許で家族を病院へ送り迎えをするために自家用車を運転したとして、愛知県江南警察署で検挙されました。
Aさんは「免許欠格期間は終わっていましたが、忙しくて改めて免許を取る時間がありませんでした。無免許運転は刑務所に入る可能性があると聞きましたが、そうなると家族の面倒を見れる人がいなくなります。刑務所に入らない処分になりませんか。」と相談時にお話しされました。
(※守秘義務の関係で一部事実と異なる表記をしています。)

【無免許運転とはどのようなことですか?】

無免許運転とは、自動車等を運転免許なしで運転することです。
状況として4種類あり

①一度も運転免許証を受けないで運転すること
②運転免許証を取り消された後に運転すること
③運転免許証の効力が停止中に運転すること
④運転免許証の対象にない車両を運転すること

にわけられます。
ですので、Aさんは②のパターンとなります。
参考ですが、有効な運転免許証をどこかに忘れて運転した場合は、無免許運転ではなく、免許証不携帯となります。

無免許運転の罰則は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金です(道路交通法117条の2の2第1号)。

【弁護活動について】

検察官に対し、Aさんが大変反省していること、事件時運転していた車を処分し、運転免許証を再取得するまでは車両を購入しないこと、Aさんには常習性もなく、Aさんを監督をしていく家族もいること、などを書面にまとめ提出したところ、Aさんは罰金処分となり、刑務所に入る処分にはなりませんでした。

刑務所に入らない処分を得るための、警察署、検察庁、裁判所などへの主張・申立ては、法律の専門家である弁護士に任せるのがよいでしょう。

無免許運転(道路交通法違反)で刑務所に入る処分を回避したいという方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部までご相談ください。
事件について詳細に確認をとったうえで、今後の見通しについてご説明致します。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部では、無免許運転(道路交通法違反)に関するご相談を

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【ニュース紹介】愛知県常滑市で起きた過失運転致死事件

2023-04-05

今回は、愛知県常滑市で起きた過失運転致死事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説いたします。

【ケース】

愛知県常滑市の県道で歩行者の90歳の男性が、後ろから来たワンボックス車にはねられ、死亡しました。
警察によりますと、3日午前8時すぎ、常滑市塩田町の県道で道路の端を歩いていたとみられる男性が、後ろから走ってきたワンボックス車にはねられました。
男性は、全身を強く打って病院に運ばれましたが、約6時間後に死亡が確認されました。
警察はワンボックス車を運転していた、名古屋市緑区の自称・会社員の男(25)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
男は職場に向かう途中だったということで、警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
警察は今後、容疑を過失運転致死に切り替えて、詳しい事故の原因を調べる方針です。
(https://www.nagoyatv.com/news/?id=017254 2月4日 「常滑市の県道で90歳男性死亡 後ろから来たワンボックス車にはねられる」より ※氏名等の個人情報は秘匿しています)

【過失運転致死事件の弁護活動】

自動車を運転中に人身事故を起こしてしまった場合、過失運転致死傷罪に問われる可能性があります。
さらに、被害者に大怪我を負わせた場合や、死亡結果を引き起こしてしまった場合には、そのまま現行犯逮捕されてしまうことも珍しくありません。

ケースの事件では過失運転致死罪に問われており、適切な弁護活動を尽くさない場合、実刑判決を受ける可能性もあります。
このような場合は、すぐに弁護士を依頼して、被害者、または、被害者のご遺族と示談交渉を行い、十分な謝罪と損害賠償を行うことが非常に重要となります。

逮捕されてしまった場合には、自身で示談交渉を行うことは現実的に不可能です。
弁護士に示談交渉を依頼する必要があるでしょう。

過失運転致死傷の疑いで逮捕されてしまった場合には、すぐに弁護士の接見を受け、今後の弁護活動を依頼することをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部は、刑事事件・少年事件を中心に扱う法律事務所です。
過失運転致死傷事件に関してお困りの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部にご相談ください。
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