名古屋の飲酒運転 保釈許可で釈放
名古屋市北区在住の会社員Aさんが名古屋市中区の公道で飲酒運転を起こしたとして愛知県中警察署に逮捕され、名古屋地方裁判所に起訴されました。
Aさんの奥様が弁護士事務所に相談に来ました。
Aさんをなんとか保釈してほしい (フィクションです)。
交通事故・交通違反事件における保釈の多くは、弁護士からの保釈請求によってなされます。弁護士から裁判所や裁判官に対して交通事故・交通違反事件で勾留されている加害者・容疑者(被告人)を保釈するよう請求して、裁判所や裁判官によって保釈を認める決定(保釈許可決定)がなされれば、保釈金を納付することで釈放されることになります。
交通事故・交通違反事件の保釈手続きにあたっては、交通事故・交通違反事件の保釈が得意な弁護士に依頼することで、加害者・容疑者の身柄解放(保釈)の成功率を上げることができます。
交通事故・交通違反事件における保釈を勝ち取る方法を詳しく見ていきましょう。
保釈が認められるための条件
・被告人が証拠隠滅をする危険がないこと
・被告人が被害者や事件関係者及びその親族などに接触する危険がないこと
・被告人が逃亡する危険がないこと
の3点を主張することが重要です。
保釈請求の際に、交通事故・交通違反事件の保釈が得意な弁護士を通じて、裁判官や裁判所に対して説得的に主張してもらいましょう。
また、保釈を実現するためには、被告人の身元を引受ける身元引受人の準備も重要です。
保釈の判断期間
交通事故・交通違反事件において保釈請求から保釈許否の判断が出るまでの期間は、一般的に2~3日です。土曜・日曜・祝日をはさむ場合は4~5日かかることもあります。
保釈金額の相場
保釈金は、保釈を認める条件として、裁判所への納付を求められるお金です。
また、保釈を実現するには、裁判所の保釈決定だけでは足りず、保釈決定後に裁判所に保釈金を納付することが必要になります。保釈金の額は、被告人の経済状態と交通事故・交通違反事件の罪の重さなどを考慮して、裁判所が決定します。保釈金額の相場としては、一般的には200万円前後となることが多いですが、事件によっては500万円を超える場合もあります。
なお、保釈金は、被告人が保釈条件に従って裁判に出廷すれば、裁判終了後に返却されます。
飲酒運転で保釈をご希望の方は、交通事故・交通違反事件に強い弁護士愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所までご相談下さい。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
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