名古屋市の暴行事件 不起訴処分に強い弁護士
愛知県清須市在住40代男性会社員Aさんは、愛知県警中村警察署により暴行の容疑で現行犯逮捕されました。
同署によると、名古屋市中村区の名鉄名古屋駅ホームに停車中の普通電車内で、同駅員男性の足を1回蹴る暴行を加えたようです。
Aさんは酒に酔っており、暴行について「覚えていない」と容疑を否認しているそうです。
平成26年12月23日の埼玉新聞の記事を基に作成しています。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。
~暴行罪と傷害罪の違い~
傷害罪とは、他人に暴行をふるって怪我をさせる犯罪です。
暴行罪とは、他人に暴力をふるう犯罪です。
相手方に怪我をさせるか否かで区別されています。
相手に直接暴行を加えた場合だけでなく、刃物を振り回す行為や相手に向かって石を投げつけるなどの間接的な暴行行為をした場合も暴行罪が成立します。
傷害罪の法定刑:15年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金(刑法204条)
暴行罪の法定刑:2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料(刑法第208条)
~起訴前に示談成立へ~
暴行事件において、起訴前に示談をすることで、不起訴処分により前科がつかなくなる可能性を高めることができます。
暴行事件では、被害弁償や示談の有無、被害者の処罰感情が被疑者・被告人の処分に大きく影響します。
そのため、弁護士を介して迅速で納得のいく示談をすることが大切となります。