名古屋市の恐喝事件で通常逮捕 前科に強い弁護士
Aは、名古屋市守山区において、Bを恐喝して金銭を交付させたとして、愛知県警守山警察署の警察官により通常逮捕されました。
Aには、5年前に同種の恐喝事件で不起訴処分になった前歴を有しています。
Aは、今回の事件において、何とか前科を回避することができないかと面会に訪れた母親に対して相談したところ、母親が刑事事件に強い弁護士に相談に行きました。
(フィクションです)
~恐喝事件で前科を回避~
恐喝罪は、刑法第249条により10年以下の懲役に処すると規定されています。
まず、Aが前歴を有することについて、今回の事件と何かしらの影響があるのでしょうか。
結論としては、今回の事件におけるAの量刑を決定するに当たり影響を及ぼす可能性があります。
前歴と今回の事件との罪名が同じであるということは、Aの量刑に影響を及ぼす可能性が高いということになります。
この場合において、Aが前科を回避する方法はあるのでしょうか。
前回と同様、検察官がAを不起訴にするとの処分をした場合、当然前科は付かないことになります。
しかし、前歴を考慮され、検察官に起訴された場合、Aは刑事裁判を受けることになります。
もっとも、この段階においても前科を回避する方法はあります。
それは、当該刑事裁判において、執行猶予付き判決の言渡しを受け、当該猶予期間中に犯罪をしなければ、Aに対する刑罰権が消滅し、前科を回避することができます。
裁判において執行猶予付き判決を言い渡されるためには、被害者との示談交渉などの活動を行っていく必要があります。
被害者への被害弁償の有無や被害者の加害者に対する処罰感情の程度も、当然Aの量刑に考慮されることになりますので、Bとの示談交渉が重要な要素となります。
もちろん、示談は被害者の任意の意思に基づくものですので、Bが示談に応じないと言われれば、示談をすることは極めて困難になりますので、慎重に交渉することが求められます。
ですので、名古屋市で恐喝事件を起こされた方は、前科に強いあいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
(愛知県警守山警察署の初回接見費用:3万8200円)