傷害致死事件で逮捕 名古屋市の正当防衛に強い弁護士

傷害致死事件で逮捕 名古屋市の正当防衛に強い弁護士

Aは妻Bと共に、名古屋市中川区の蟹江駅構内を歩いていた。
AとBが階段を下ろうとしたところ、酔った男VがBに掴みかかった。
妊婦のBはよろめき、階段から落ちそうになったが、AがBを支えたため、落下を免れた。
なおも、VがBへの暴行を継続しようとしたため、AはとっさにVの腕を持って、Bから遠ざけようと力いっぱい引っ張った。
バランスを崩したBは階段から落ち、床に頭部を強打し、動かなくなった。
Aは改札付近で、一部始終を見ていた駅員に通報され、愛知県警中川警察署現行犯逮捕された。
後に、Vはくも膜下出血で死亡してしまったため、Aは傷害致死罪で起訴されてしまった。
妻を守るためVを引っ張ったに過ぎないAは、犯罪者扱いされていることに納得できず、無罪を勝ち取るため、刑事裁判に強い弁護士に相談することにした。
(フィクションです。)

~正当防衛は成立するのか?~

上の事案は正当防衛を検討するに値する事案です。
しかし、正当防衛の成否は事案の詳細な内容によって異なります。
上の事案のような場合には、激しく争われることになるでしょう。

上の事案で考えた場合、正当防衛の成立に関して以下のようなポイントがあります。
・VがBへの暴行を継続しようとしていたかどうか
・VのBに対する暴行は軽度であったかどうか

ちなみに上の事案では、Aは傷害致死罪で起訴されていますが、Vが死亡している以上、殺人罪で起訴される可能性もありました。
例えば、AはVが落ちて死ぬかもしれないとわかっていたのに、あえてVの腕を引っ張り階段から落下させたような場合です。
傷害致死罪で起訴されるか殺人罪で起訴されるかでは、量刑の範囲に差が出ます。
刑事裁判で何罪の成立を争うのかという問題は、起訴前の段階から気にしておく必要があります。
弁護士を通じて、検察官の動向を鋭く牽制しておくことも大切です。

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