【お客様の声】青少年育成条例違反、児童ポルノの在宅捜査 示談によって不起訴を獲得

未成年の少女と性交をし、その様子を撮影した動画を販売したとされる青少年育成条例違反、児童ポルノ事件で、在宅捜査を受けていた男性が、示談によって不起訴を核とした弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が紹介します。 

◇事件概要◇

大学生の男性は、出会い系アプリで知り合った未成年の少女と関係を持ち、性交渉し、その様子を撮影した動画をSNS上で販売し、利益を得ていました。
少女が警察に相談したことから男性は、警察の在宅捜査を受けましたが、被害者との示談が成立し不起訴処分となりました。

◇結果◇

不起訴処分

◇事件経過と弁護士活動◇

男性は大学生であり、就職活動など進路を決める大事な時期でした。
男性の親御さんは、息子さんの将来のため、実刑を回避することはもとより、できることであれば前科を避けたい希望が強くありました。
この手の事件は少女と示談することによって刑事罰が軽減される可能性が高まるため、弁護士は、即座に警察を通じて、少女の親御さんと連絡を取り示談交渉を開始したのですが、少女の親御さんは、動画をSNS上で販売していたことに対して強い怒りをもっており、当初は示談どころか謝罪すら受け入れてもらえない状況だったのです。
しかし、弁護士が親御さんのもとに何度も足を運び直接交渉したことが親御さんに評価され、示談に応じていただくことができました。
そして、示談が成立した結果をもって検察官と交渉したところ、男性は不起訴処分となりました。
前科は、就職等のその後の人生に大きな影響を及ぼす可能性がありますが、男性は不起訴となったため、無事大学を卒業し社会に出ることができました。
今回の事件は、一見して「不可能」と思う示談交渉でも、諦めず、粘り強くやることの大切さを改めて感じた弁護活動となりました。

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