愛知県碧南市で覚せい剤取締法違反事件 保釈に強い弁護士
Aは,自宅で覚せい剤を使用しようとしていたところ,令状を携えた愛知県警察碧南警察署の警察官らに家に立ち入られた。
そして,卓上にあった覚せい剤を発見押収され,Aは覚せい剤所持罪で現行犯逮捕された。
その後の捜査により,Aは覚せい剤を使用した事実の存在が明らかになったとして,覚せい剤使用罪で再逮捕され,起訴されるに至った。
Aは,接見に来た弁護士に対し,反省の態度を示し再犯防止のためにできることは何でもやりたい,と訴えた。
もっとも,Aは自分のみでは覚せい剤を完全に絶つことは難しいと自覚しており,何かしらサポートしてくれるような団体があれば,サポートを受けたいと考えていた。
(フィクションです)
覚せい剤事犯などの薬物犯罪は若者を中心に逮捕されるケースが多く,また再犯者が非常に多いという点が特徴的です。
これは,覚せい剤は依存性が特に強く,自分の意志のみでは完全に断ち切ることが困難なことによるものと考えられます。
したがって,身柄拘束が解かれ社会に出たとしても,覚せい剤との関係を断ち切るためには周囲の環境がとても重要となります。
具体的には,家族,専門クリニックほか医療関係機関や,各都道府県のダルク等の任意団体による協力が求められるでしょう。
こうした環境の整備のために,保釈を行う必要性が挙げられます。
保釈によって,被告人が更生するための上記環境の整備を行い,裁判で執行猶予の獲得を目指すことができます。
一般に,薬物事犯の場合,初犯であれば執行猶予が付くことが多いとされます。
しかし,執行猶予中に薬の密売人と接触し,再び覚せい剤を使用するということになったのでは,とても更生されたとはいえず,執行猶予を獲得したことが無意味となります。
弁護活動のうち,被疑者被告人が再犯を行わせないようにする,というのも重要な任務の一つです。
したがって,選任された弁護士も,Aが再犯をしないよう最善の努力を行わなければなりません。
そのため,まずは保釈獲得を目指し,これが認められた後は,更生のための環境整備を整えるとの弁護活動を行うことが考えられます。
あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門であり,刑事弁護活動について精通しております。
覚せい剤取締法違反の罪で起訴されているが,社会復帰の更生のための環境を整えるため保釈を得たいとお困りの方は,あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(愛知県警碧南警察署への初回接見費用:3万9900円)