愛知県津島市のネットゲームの不正アクセス禁止法違反事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士が被害者と示談を締結

愛知県津島市のネットゲームの不正アクセス禁止法違反事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士が被害者と示談を締結

20歳男性のAさんは、愛知県津島市の女性が利用するネットゲームのパスワードを無断使用し、女性になりすましてゲームサイトに計12回アクセスしたとして、不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕された。
女性は、ネットゲームに必要なパスワードが無断使用され、ゲーム内で利用できるアイテム(道具)15万円分が盗まれたという。
捜査を手がけたネット犯罪を専門に扱う県警生活環境課の「サイバー犯罪事件捜査係(サイバー特捜)は、サイト運営会社に協力を求め、接続履歴を調べたところ、Aさんの関与が浮上、女性の名前や誕生日を基に類推した数種類のパスワードを何度か入力し、アクセスに成功していたことを確認した。
Aさんは女性とは直接の面識はなかったが、かつて女性はネットゲーム上や電話で名前、生年月日、顔写真などをAさんとやり取りしており、個人情報がヒントになったとみられている。
Aさんは調べに対し、「(女性が)ゲーム内で他の人と親しくしていて腹が立った」などと話している。
(参考:毎日新聞2017年8月12日地方版。ただし地名と警察署名は変更しています。)

~不正アクセス禁止法違反事件と示談~

世界中のプレーヤーがインターネット上で一緒に対戦したり、協力してミッションを解決したりするネットゲームが登場して久しいです。
しかし、遠く離れた見知らぬプレーヤー同士がリアルタイムで同じゲームを楽しめる一方、トラブルや犯罪も少なくありません。

今回の事例では、Aさんは不正アクセス禁止法違反の容疑で逮捕されてしまっています。
不正アクセス禁止法第3条は、「何人も、不正アクセス行為をしてはならない」としており、今回の事件のように他人のアカウントになりすまして不正ログインする行為も不正アクセス行為に該当します。
不正アクセス禁止法第3条に違反する行為には「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」と罰則が定められています。

今回の事件でAさんは、女性のネットゲームのアカウントに不正ログインしてゲーム内で利用できるアイテム(道具)15万円分を盗んでいます。
Aさんの今後にとっては、女性が被った被害額の弁償や慰謝料支払い、精神的苦痛を少しでも緩和させるために示談交渉を行うのが何より先決であると考えられます。

Aさんと女性は、ネットゲーム上や電話で名前や生年月日、顔写真などの個人情報をやりとりしています。
Aさんが女性の電話番号をまだ覚えていたり保存している場合、当事者同士、もしくはAさんの家族と女性の当事者間で示談交渉を行おうと考えるかもしれません。

しかし、被害者の加害者・犯人に対する恐怖や憎悪から、当事者同士の示談交渉は難航するケースが多く見受けられます。
加えて、事件当事者による示談では、法律的に不十分または無効であったために、後日争いが蒸し返されてしまうケースもあります。
 
上記のようなトラブルにならないよう、刑事事件に優れた弁護士に依頼して示談交渉をしてもらうことで、示談の成功率を上げることができるのです。
示談を成立させるには、弁護士による法律的サポートのもとで、加害者と被害者が互いに納得できる示談をするのが何より大切です。

不正アクセス禁止法違反で捜査をうけており、示談を希望される方は、まずは弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
24時間無料相談と初回接見の電話受付をしておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください。
(愛知県警察津島警察署への初回接見費用:37,600円)

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