名古屋の麻薬事件で逮捕 勾留前に釈放
名古屋市千種区在住の公務員AさんがMDMAとヘロインを所持していたとして愛知県千種警察に逮捕されました。
Aさんのご両親が弁護士事務所に相談に来ました。
何とか息子を釈放してください。
前回の続きです。
最も釈放されやすい段階は、送致後24時間以内、ということがわかりました。
では、仮に、今回のAさんのご両親が弁護士事務所に相談にきたのが送致後24時間を超えていたため、釈放がかなわなかった場合、Aさんは次いつ釈放の手続きをして出られるのでしょうか?
次に釈放されやすいのが、裁判官が勾留を決定する前です。
名古屋地方検察庁の検察官から勾留請求を受けた名古屋地方裁判所の裁判官は、勾留質問といわれる容疑者(犯人)Aさんとの面談を行って、容疑者(犯人)Aさんを勾留するかどうかを最終的に判断します。
この段階までに弁護士が付いていれば、名古屋地方裁判所の裁判官に対して容疑者(犯人)Aさんを勾留しないよう働きかけをすることができます。
この働きかけにより名古屋地方裁判所の裁判官が名古屋地方検察庁の検察官がした勾留請求を却下すれば、逮捕されていた容疑者(犯人)Aさんは釈放されることになります。
麻薬事件のような刑事事件で逮捕されて釈放を望む場合は逮捕から早い方が釈放されやすいと言われていますので、逮捕されたらまずは釈放に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所まで無料相談までお電話ください。