学校内で女子生徒を盗撮した少年の少年審判で不処分を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が紹介します。
◇事件概要◇
中学生の少年は、録画モードにしたタブレット端末を教室に設置し、一人の女子生徒を盗撮しました。
少年の盗撮行為が同級生に知られてしまい、大事になったことから、少年の両親は警察沙汰になる前に女子生徒に謝罪を申し出ましたが、その願いは叶わず、警察に被害届が提出されてしまいました。
そこで弁護士は、警察や、家庭裁判所への対応だけでなく、少年の通う学校にもはたらきかけ、少年の高校進学への影響が最小限にとどまるように努めました。
その結果少年は、不処分となり、無事高校にも進学することができたのです。
◇結果◇
不処分
◇事件経過と弁護士活動◇
この事件は、高校受験を控えた少年の起こした盗撮事件です。
また通っている中学校内で起こしていた事件だったため、中学校としても保護者に対する説明会が開催されることが決定していました。
そこで弁護士は、今後の学校生活や高校進学への影響を最小限に食い止めるべく、中学校側と交渉を重ね、説明会で少年が特定されないように学校側に配慮してもらいました。
また刑事手続き、少年手続きにおいても、少年だけでなく、親御様に対しても、入念な打ち合わせやアドバイスを繰り返し、少年審判に向けての対策を行うと共に、少年の更生に向けて取り組んだのです。
そして少年審判では、そういった活動が評価されたのか、不処分が決定しました。
また少年は転校すうことなく無事通ていた中学校を卒業することができ、高校に進学することができました。