愛知県半田市で暴行事件 事件化を防ぐための弁護活動
Aは、勤務先の会社で、部下であるVが不真面目な態度をとっていたことから、指導と称して竹刀でVの頭部等を叩くといった暴行を加えた。
Vはこれにより怪我を負うことはなかったが、このような体罰は問題であるとして、警察に親告しようとしたが、Aの上司の仲裁もあり、なんとかAとV及びAの上司の三者間での話し合いの場が設けられることとなった。
そして、話し合いにより、AとVの間で示談交渉がまとまるのであれば、Vは警察に親告するのをやめるということとなった。
Aは、Vとの間で示談交渉をしたいが、法律のプロに任せるべきなのか心配になり、刑事事件に強いと評判の法律事務所に行き、弁護士に相談をすることにした。
(フィクションです。)
刑法は、暴行罪について「暴行を加えた者が人を傷害するにいたらなかったとき」に成立するものとして規定しています。
ここでいう「暴行」とは、人の身体に対する不法な有形力の行使をいうとされます。
典型的には、殴る、蹴る、突く、押す、投げ飛ばすなどといった、身体への接触を伴う物理力を行使する行為をいいます。
今回のAは、竹刀でAの頭部等を叩いていますから、人の身体に対する不法な有形力の行使を行っていると言えます。
ですので、Aについては暴行罪が成立します。
もっとも、話し合いにより警察へはまだ知らさずに済んでいますから、まだ刑事事件化はしていません。
このような場合、事件化を阻止したまま事件を解決する方法として、被害者との示談交渉の締結が挙げられます。
そして、被害者との示談交渉は、弁護士を入れて行うのが一般的です。
いざ示談交渉となったとき、当事者同士で行ってしまうと、被害者の恐怖や憎悪から難航してしまうケースが多く見受けられることもあり、また法律的に不十分な形となり、後日争いが蒸し返されたりしてしまう可能性があるからです。
示談交渉に優れた弁護士に依頼することで、法律的な見地から、安全かつ確実に示談の成功率を上げることができます。
適切なかたちで示談をまとめ上げることで、警察の介入を阻止し、当事者同士で事件を解決することができます。
あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門であり,事件化阻止のための刑事弁護活動も多数承っております。
被害者との示談交渉でお困りの方は,あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(愛知県警察半田警察署への初回接見費用:38,500円)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
刑事事件に関する初回相談は全て無料。相談・接見は、土日祝日、夜間でも対応可能です。お電話をいただいてからすぐ接見に向かうことも可能です。ぜひご相談ください。