愛知県豊橋市の恐喝事件で逮捕 少年事件に強い少年院回避の弁護士
愛知県豊橋市に住んでいるAさんは、現在予備校に通っている19歳です。
Aさんは、自分が自由に使えるお金が少ないことを不満に思っており、たまたま通りかかった中学生Vくんが高価なゲームを手にしているのを見て、それを奪って売ってやろうと考えました。
そして、Aさんは、Vくんを小突きながら、「それを渡さないとボコボコにするぞ」等と言って、Vくんからゲームを受け取りました。
Vくんが帰宅して両親に報告したことで、Aさんは愛知県警豊橋警察署の警察官に、恐喝罪の疑いで逮捕されました。
(※この事例はフィクションです。)
・恐喝罪について
人を恐喝して財物を交付させた者は、恐喝罪とされ、10年以下の懲役に処されます(刑法249条)。
また、財物の交付を受けなくとも、恐喝によって財産上不法な利益を得たり、他人に得させたりした者も同様に、恐喝罪として処罰されます。
では、恐喝するとはどのようなことかというと、脅迫又は暴行を手段として、相手の反抗を抑圧しない程度に相手を畏怖させ、財物の交付を要求することを恐喝と言います。
上記の事例では、Aさんは、Vくんを小突いたり、殴ってしまうぞと脅したりして(=脅迫又は暴行を手段として)、Vくんのゲームを渡すように要求しています(=財物の交付を要求している)。
そして、その結果、AさんはVくんからゲームを受け取っているわけですから、Aさんには恐喝罪が成立するといえるでしょう。
・少年院回避について
少年事件の場合、家庭裁判所で審判が開かれ、その結果、少年院送致や保護観察といった保護処分がとられます。
少年が少年院に入っている期間は様々で、半年程度で出てくる少年もいれば、長くなると2年を超える期間少年院にいることもあります。
少年院送致を回避するためには、環境整備や被害者への謝罪など、少年の周りのや事件についてことこまかに考えていく必要があります。
そのためには、少年事件に詳しい弁護士に相談することが、近道と言えるでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件と少年事件を専門に扱っております。
少年事件を起こしてしまったが少年院が不安な方、恐喝罪で逮捕されそうでお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで、一度ご相談ください。
(愛知県豊橋警察署までの初回接見費用:3万8900円)