Archive for the ‘性犯罪・わいせつ事件’ Category

【お客様の声】名古屋市内を走行中の電車内で痴漢事件 不起訴処分獲得の弁護士 

2016-06-13

【お客様の声】名古屋市内を走行中の電車内で痴漢事件 不起訴処分獲得の弁護士 

■事件概要

名古屋市内を走行中の満員電車内で、依頼者の夫(30代男性、団体職員、前科なし)が、被害者の臀部を手の甲で押し当てるなどの痴漢行為をし、最寄りの駅で被害者によって駅員に通報され、臨場した警察官に現行犯逮捕された痴漢事件です。

■弁護活動

依頼者の夫が帰宅途中の電車内で事件を起こし、逮捕されたとの連絡を受けた依頼者は、当事務所に初回接見の要望をされました。当事務所の弁護士が、依頼者が留置されている警察署に赴き、依頼者の夫と面会をすることで事件の詳細な状況を聴き取ることができました。依頼者と依頼者の夫は、事件の早期解決を望んでいたこともあり、当事務所の弁護士を選任いただきました。
当初依頼者の夫は、満員電車で不意に身体を動かしたことで依頼者の夫の手の甲が被害者の臀部に触れてしまい、特に意識することなく当たった状態のままでいたと曖昧な供述をしていました。依頼者の夫は逮捕から1日で釈放されましたが、事件と向き合う中で自身の行為が痴漢であり、被害者に不快な思いをさせていたことを顧みて、被害者への謝罪と賠償の気持ちを持たれるようになりました。
その気持ちを記した謝罪文を預った弁護士は、速やかに被害者への謝罪と賠償をすべく被害者に連絡を取りました。しかし、痴漢にあったことへの精神的なダメージが大きく、すぐには謝罪を受けていただくことはできませんでした。その後も、約2か月に渡って弁護士が粘り強く被害者と連絡を取る中で、謝罪と賠償を受けていただくことができました。更には、被害届の取り下げと、依頼者の夫への寛大な処分を求める旨の上申書もいただくことができました。
その後,事件は検察庁に送致されることとなりましたが,その際弁護士は検察官に対し,被害者への謝罪及び賠償により,被害者が宥恕していること、前科前歴のない依頼者には常習性及び再犯の可能性が認められないこと、依頼者である妻の監督が行き届く環境であることなどを主張することで,不起訴処分とするよう働きかけました。その結果、不起訴処分を獲得することができましたので,前科をつけることなく、一日も早い依頼者の夫の社会復帰を手助けすることができました。

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【お客様の声】名古屋市で早期の示談締結により強制わいせつ罪での起訴回避の弁護士

2016-06-10

【お客様の声】名古屋市で早期の示談締結により強制わいせつ罪での起訴回避の弁護士

■事件概要

 依頼者の弟(30代男性,大学生,前科なし)が,元交際相手である女性に対し,身体の一部を蹴ったりつねるなどの暴行を加えて傷害を負わせたり,義務のないことを行うよう命じた傷害・強要事件。同事件の逮捕罪名は強要のみであるものの,強制わいせつや傷害,器物損壊などの罪が成立する可能性が高い事案でした。

■事件経過と弁護活動

 依頼者である姉から当事務所に連絡があった際,既に被疑者である弟は身柄が拘束されており,姉には事件や捜査状況についての情報がほとんどありませんでした。刑事弁護活動の依頼を受けた当事務所の弁護士は,直ちに警察署に赴き被疑者でる弟本人と接見(面会)を行いました。接見では,被害者は被疑者の元彼女であること,付き合っていた当時の愚痴を言い合っているうちに口論になり,エスカレートした結果本件行為に及んでしまったこと,行為態様の悪質性から,被害者である女性の処罰感情が強く,示談交渉が困難となることが予想されることが確認されました。
 担当弁護士は,刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで警察署の留置場に身柄拘束されている被疑者の不安を少しでも取り除くよう努めるとともに,被害者への謝罪と弁償による示談交渉を提案しました。
 被害者への示談交渉では、被疑者に謝罪文を作成していただき,被害者に謝罪と反省の意思をお伝えする一方で,被害者には近づかないこと,撮影したデータを破棄し開示・流出させないことを誓約するなど接触可能性や2次被害防止のための対策を講じることで,被害者に安心してもらえるよう努めました。早急かつ粘り強い交渉の結果,被害者と示談をまとめることに成功し,被害者からお許しの言葉をいただくことができました。また,強制わいせつや器物損壊については,告訴取消書を作成していただくこともできました。
 その結果,起訴された罪名は傷害と強要のみとなり,より法定刑の重い強制わいせつについては起訴されることを回避することができました。
 起訴後はすぐに保釈請求を申請し,裁判所に対して,被告人が犯罪を認めて反省していること,被害者との間で示談が成立していること,依頼者である姉による身元引受及び出廷確保の誓約があること,医療機関でのDV加害者の更生プログラムが準備されていること,被告人の予定する資格試験及び就職活動について身柄拘束の長期化による不利益が大きいことを訴えました。弁護士による保釈請求の結果,裁判所から保釈が許可され,被告人である依頼者の弟は裁判中は自宅で生活することが許されました。
 刑事裁判の公判期日では,裁判官に対して,被告人は自分の罪を認め真摯に謝罪と反省をしていること及び再犯可能性がないことなどを主張して執行猶予付きの判決を訴えました。具体的には,被告人は医療機関に通院してDV加害者の更生プログラムを受けていること,依頼者である姉が被告人が二度と犯罪に手を染めることのないよう日常生活を厳しく監督する旨の誓約があることなど被告人に有利な事情を主張して,刑務所ではなく執行猶予による社会内での更生が望ましいことを裁判官に訴えました。
 弁護人の公判弁護活動の結果,判決では,執行猶予付き判決を獲得することができました。

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【お客様の声】名古屋市のストーカー被害事件 弁護士の早期交渉で事件を解決へ

2016-06-07

【お客様の声】名古屋市のストーカー被害事件 弁護士の早期交渉で事件を解決へ

■事件概要

 依頼者(20代女性主婦,前科なし)は,昔付き合っていた男性から別れた後も度々金品を貰っていたことについて,最近になってからお金を返せと言われ始め,ストーカー行為を受けているストーカー被害事件。最近になり,男性からは,お金を返せといった内容のほかに脅すような内容のメールが100通近くも依頼者に送られるようになっていたことから,弁護士が間に入る緊急性の高い事案でした。

■事件経過と弁護活動

 男性から送られてきたメールを見た依頼者は,男性からのストーカー行為を恐れ,危害を加えられる前に事件を解決してもらえないか,またお金を返さないことが逆に刑事事件として処罰されないかを心配されて,当事務所の弁護士まで相談にお越しになりました。当事務所の弁護士が法律相談で事情を確認したところ,ストーカー行為をしているのは昔付き合っていた男性で何年も前に別れたこと,別れている間に男性は依頼者にペットの治療費や生活費を分担してくれたこと,依頼者がその後結婚され昨年にその事実を男性に伝えたところ,お金の請求やストーカー行為が始まったことが判明しました。依頼者は,当事務所の弁護士に男性との間でストーカー行為をやめることと,依頼者と男性間の金銭トラブルの解決についての刑事弁護活動を依頼なされました。
 当事務所の弁護士は早急に男性と連絡をとり,交渉の機会の場を設けました。そして,男性に依頼者に対して二度と接触しない旨の誓約をして接触可能性や被害防止のための対策を講じるとともに,金銭トラブルの解決策について粘り強く交渉を続けました。
 早期の交渉の結果,ストーカー被害については,男性が依頼者に対し二度と近づかないこととを誓約させることができました。また,依頼者と男性間における金銭トラブルについては,依頼者が男性に対し一定額を返済することにより今後一切請求しないことを誓約させることができました。
 こうして,依頼者は男性によるストーカー行為をやめさせることができ,また男性との間の金銭トラブルが刑事事件化することを防ぐことができ,安心して普段の生活を取り戻すことができました。

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【お客様の声】岐阜県の児童ポルノ禁止法違反,脅迫事件 執行猶予判決獲得の弁護士

2016-06-06

【お客様の声】岐阜県の児童ポルノ禁止法違反,脅迫事件 執行猶予判決獲得 の弁護士

■事件概要

 依頼者の息子(20代男性,無職,前科なし)が,スマートフォンを利用し,インターネット上で知り合った女子児童複数名に対し,相手が18歳未満であることを知りながら,相手に性器等の写真を撮影させ,同画像データを自己のスマートフォンに送信させて保存したうえ,同画像データを拡散させる旨のメールを送信するなどして脅したという,児童ポルノ禁止法違反及び脅迫事件。同事件は,任意での取調べを数回行った後に,逮捕された事件でした。

■事件経過と弁護活動

 依頼者であるご両親から当事務所に連絡があった際,既に被疑者である息子は勾留中で,ご両親には事件や捜査状況についての情報がほとんどありませんでした。依頼を受けた当事務所の弁護士は,直ちに警察署に赴き息子本人と接見を行いました。接見において,事件の詳細を確認すると,逮捕段階の罪名が児童ポルノ禁止法違反及び強要罪(被害者を脅すなどして,上記画像データを送らせたという内容のものであり,上記脅迫罪よりも法定刑が重い犯罪です。)であることが分かりました。そこで,依頼者から刑事弁護活動の依頼を受けた当事務所の弁護士は,捜査段階における弁護活動として,取調べの対応を指導することで,法定刑の重い強要罪ではなく,脅迫罪による起訴となるよう働きかけることなりました。
 また,接見により,依頼者はスマートフォンのアプリを利用してインターネット上で複数の女子児童と接触したこと,女子児童の被害届提出から事件が発覚したこと,警察署への任意同行にも素直に応じ当初から一貫して犯行を認め反省していること,任意同行から逮捕までの1か月の間逃亡せずに自宅で生活していたこと,また現在就職活動中であること等の事実も判明しました。
 取調べ対応の指導が功を奏したことで,法定刑の軽い脅迫罪による起訴となりました。留置施設にいる息子と何度も接見を行って公判に向けての綿密な打ち合わせを行うとともに,起訴後直ちに保釈が認められるように,携帯電話の解約手続き等を行いました。弁護活動の結果,無事に保釈が許可され,裁判中は自宅のご両親のもとでの生活が認められました。
 公判では,息子は真摯に反省して更生と関係法令の遵守を誓っていること及び画像データの破棄などの具体的な再犯防止策と更生のための生活環境が整っていることなどを裁判官に訴えました。その結果,判決では執行猶予付き判決という息子にとって有利な内容を獲得しました。

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【お客様の声】岐阜県の電車内痴漢事件 勾留延長阻止と不起訴獲得の弁護士 

2016-06-05

■事件概要

 岐阜県内を走行中の名古屋鉄道の電車内で、依頼者の息子(40代男性、公務員、前科なし)が、制服を着た女子高生の胸に腕を押し当てるなどした岐阜県迷惑防止条例違反の痴漢事件です。依頼者の夫は、電車が駅に停車した際に電車から降りましたが、駅員に声をかけられて駅事務室に連れて行かれました。駅事務室では、痴漢行為を否定していましたが、駅員からの通報を受けて臨場した警察官に逮捕されました。

■事件経過と弁護活動

 本件痴漢事件は依頼者の息子が仕事での出張中に起こした事件でした。息子が逮捕されたとの連絡を受けた両親は、事件詳細や捜査状況についての情報がほとんどなかったことから、刑事事件を専門に扱う当事務所に初回接見(面会)の要請をされました。息子の逮捕から既に5日が過ぎており、留置場に身体拘束(勾留)された状態での接見でした。
 当事務所の弁護士がただちに警察署の留置場に赴き被疑者である息子と接見(面会)をしたところ,息子本人は犯行を認めていること、仕事上のストレスと性的欲求の昂ぶりから犯行を行ってしまったこと、身体拘束が長期間になれば職場を退職しなければならなくなることが確認できました。被疑者である息子は公務員の給料収入で家族を養っており、刑事処分によって前科が付くこと及び事件内容が職場に伝わって懲戒免職処分になることを心配されて,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼者は,刑事事件の手続きや処分に不安を感じる一方で,被害者女性への謝罪と反省の気持ちを有しておられました。そのため,依頼を受けた弁護士は,刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めるとともに,被害者女性への謝罪と弁償による示談交渉を勧めました。
 弁護士のアドバイスに基づく取り調べ対応と検察官への働きかけによって勾留期間の延長は阻止され、被疑者である息子は依頼から5日後には釈放されました。
 被害者の女子高生とそのご両親に対しては、早急に、謝罪と賠償による示談交渉を提案させていただきました。当初、女子高生のご両親は被害感情が非常に強く、示談交渉は難航が予想されました。被害者の方への示談交渉では、被疑者に謝罪文を作成していただき、謝罪と反省の意思を被害者女性のご両親にお伝えする一方で、犯行現場となった電車路線を使用せず被害者の女子高生にも近づかない旨の誓約をして接触可能性や2次被害防止のためのを対策を講じることで被害者の方に安心してもらえるよう努めました。早急且つ粘り強い交渉の末、被害者のご両親と示談をまとめることに成功し、被害者やそのご両親からはお許しの言葉をいただくことができました。
 示談を成立させた担当弁護士は、検察官に対して、被害者との間で謝罪と賠償のうえで示談が成立していること、被害者が被害届を取り下げていること、依頼者には前科前歴がなく依頼者である妻の監督が行き届く環境であることから痴漢行為の再犯可能性がないことを主張して刑事処罰の必要性がないことを訴えました。
 弁護活動の結果、本件痴漢事件は示談成立及び依頼者の反省と再発防止策が重視されて不起訴処分となりました。依頼者の息子は前科がつくことなく無事に事件を終えることができました。また、勾留延長を阻止して早期釈放を実現できたこと及び不起訴処分によって刑事裁判を回避できたことで、ご依頼者様は懲戒免職や退職処分を受けることなく公務復帰を果たされました。 

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【お客様の声】愛知の路上強制わいせつ致傷事件で逮捕 不起訴処分で前科をつけない弁護士

2016-06-01

【お客様の声】愛知の路上強制わいせつ致傷事件で逮捕 不起訴処分で前科をつけない弁護士 

■事件概要

 依頼者の夫(30代男性、会社員、前科なし)が、愛知県内の屋外駐車場で、抵抗する被害者女性に対し、キス(接吻)したり服の上から乳房を揉んだりするなどのわいせつな行為を加え、全治2週間の怪我を負わせたという強制わいせつ致傷事件です。依頼者の夫は、犯行後、現場から逃走しようとましたが、付近住民又は通報を受けて駆けつけた検察官に取り押さえられて逮捕されました。

■弁護活動

警察署からの連絡で夫が逮捕されて留置場に勾留されていることを知った依頼者は、本件強制わいせつ致傷事件の内容や捜査状況についての情報がほとんどなかったことから、当事務所に初回接見(面会)の要請をされました。弁護士が直ちに警察署に赴き被疑者である夫と接見(面会)することで、夫本人は犯行を認めていること、犯行当日はアルコールを大量に飲酒して酩酊状態になって仕事上のストレスと性的欲求の昂ぶりから犯行を行ってしまったこと、飲酒の影響で事件の詳しい内容は覚えていないこと、前科前歴のないことが確認できました。
 接見(面会)で確認できた事情を前提にすると、本件強制わいせつ致傷事件は裁判員裁判対象事件として懲役実刑判決の可能性が大きい事件でした。依頼者夫婦は、懲役実刑判決を受けて前科が付くこと、刑務所に服役することで夫が仕事を失い夫の収入で生活している家族が経済的に困窮して路頭に迷ってしまうことを心配されて、当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 被疑者である夫は,刑事事件の手続きや処分に不安を感じる一方で,被害者女性への謝罪と反省の気持ちを有しておられました。そのため,依頼を受けた弁護士は,刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めるとともに,被害者女性への謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。
 被害者女性への示談交渉では,被疑者や妻に謝罪文を作成していただき,謝罪と反省の意思をお伝えさせていただきましたが、被害者女性の処罰感情が強く,示談交渉が困難な状況でした。担当弁護士は、と依頼者の謝罪と反省の意思をお伝えする一方で,十分な賠償額の提示及び事件現場周辺や被害者女性には近づかないことを誓約するなど接触可能性や2次被害防止のための対策を講じることで,被害者女性に安心してもらえるよう努めました。早急かつ粘り強い交渉の結果,被害者女性と示談をまとめることに成功し,被害者女性からはお許しの言葉をいただくことができました。
 示談成立後は、検察官に対して、被疑者は前科前歴がなく、被害者との間で示談を成立させて被害者からもお許しの言葉を頂いていること、本件強制わいせつ事件はアルコールを大量に飲酒して酩酊状態になったために仕事上のストレスと性的欲求の昂ぶりから行われた犯行で計画性・常習性がなかったこと、二度と性犯罪を起こさないように注意喚起や監督することのできる家族がいる環境が整っていることなどを訴え、刑事裁判にならないよう不起訴処分を求めました。
 弁護士の活動によって,依頼者の夫は勾留の満期日に釈放されました。本件強制わいせつ致傷事件は、示談成立及び被疑者の反省と再発防止策が重視されて起訴猶予による不起訴処分で解決することができました。不起訴処分によって刑事裁判を回避できたことから、依頼者の夫は前科がつくことなく無事に事件を終了することができて解雇されることなく会社への職場復帰を果たされました。

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【お客様の声】愛知県内の公然わいせつ事件で少年逮捕 即日釈放と不処分獲得の弁護士

2016-05-28

 【お客様の声】愛知県内の公然わいせつ事件で少年逮捕 即日釈放と不処分獲得の弁護士

■事件概要

 依頼者の息子(10代少年、専門学校生、前歴なし)が、愛知県内の公園で、下半身を露出して公園内にいた女子児童に対して陰茎を見せるようにした公然わいせつ罪の少年事件です。少年は、その場から逃走して自宅に戻りましたが、通報を受けて自宅を訪ねてきた警察官に逮捕されました。

■事件経過と弁護活動

 少年は逮捕によって警察署の留置場で身柄拘束状態にあり、事件や捜査状況についての情報がほとんどなかったことから、依頼者である父親から初回接見(面会)の要請がありました。当事務所の弁護士がただちに警察署に赴き少年本人と接見(面会)をしたところ,本人は犯行を認めていること、ストレスと性的欲求の昂ぶりから犯行を行ってしまったこと、他にも露出行為を行っており公然わいせつ事件の余罪があることが確認できました。依頼者である父親は、刑事処分によって前科前歴が付くこと、身柄拘束期間が長期化することにより事件内容が学校に伝わって退学処分になってしまうことを心配されて,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼を受けた弁護士が確認を取ったところ、検察官が引き続き少年の身体を拘束して捜査をする必要があるとして勾留請求する予定であることが判明しました。裁判官によって勾留請求が認められれば、最低でも10日間は留置施設で拘束されたまま捜査を受けることになります。そうなれば学生である依頼者の息子は、学校を長期に渡り欠席することになり、退学処分を受けてしまう可能性が高まります。
 これらの不利益を回避するため、担当弁護士は、勾留請求却下して少年を釈放すべきだと裁判官に対し意見しました。依頼者の息子は、前歴がなく、学校は無遅刻無欠席で普段の生活態度も真面目であること、学費を稼ぐためにアルバイトをしていたこと、父母による監督環境が整っていることなど逮捕勾留による身体拘束の必要性がないこと、専門学校の退学処分など逮捕勾留による弊害が大きいことを訴えました。事情を汲み取った裁判官は、検察官の勾留請求を却下し、依頼者の息子は即日釈放されました。
 釈放後は、弁護士の指導にって、事件を振り返ることで反省を促すとともに、審判への対応方法を協議しました。少年は、弁護士との協議を重ねるにつれて、事件を起こしたことを深く反省しするとともに、女子児童への謝罪の言葉を口にするようになりました。
 弁護士の入念な指導と少年の真面目な取り組みの結果、家庭裁判所の審判では、少年が今回の事件と向き合い真摯に反省していること、両親が監督する環境が整っており社会での更生が十分期待できることなどから、不処分という結果を得ることができました。
本件公然わいせつ事件では、依頼当日の釈放によって身体拘束のない在宅での捜査を実現したこと、家庭裁判所の審判で処分を受けなかったことから、事件内容が学校に伝わることなく、依頼者の息子は従前通り学校生活に戻ることができました。 

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【お客様の声】名古屋市ののぞき見盗撮事件で逮捕 弁護士依頼で早期釈放と不起訴処分獲得

2016-05-24

【お客様の声】名古屋市ののぞき見盗撮事件で逮捕 弁護士依頼で早期釈放と不起訴処分獲得

■事件概要

 依頼者(30代男性、会社員、前科なし)が,名古屋市内のレンタルビデオショップ店内で、女性客1名のスカート内をのぞき見る等の行為をし,他の女性客1名のスカート内を携帯電話(スマートフォン)の動画撮影機能を使って盗撮した覗き見及び盗撮による愛知県迷惑防止条例違反事件です。依頼者は,犯行を目撃したショップ店員に腕を掴まれ、通報を受けて駆け付けた警察官に逮捕されました。

■事件経過と弁護活動

 依頼者である兄は逮捕によって警察署の留置場で身柄拘束状態にあり、事件や捜査状況についての情報がほとんどなかったことから、被疑者の弟から初回接見(面会)の要請がありました。当事務所の弁護士がただちに警察署に赴き依頼者である兄本人と接見(面会)をしたところ,被疑者本人は犯行を認めていること、仕事上のストレスと性的欲求の昂ぶりから犯行を行ってしまったこと、他にも盗撮行為を行っており盗撮事件の余罪があることが確認できました。被疑者である兄は、刑事処分によって前科が付くこと、事件内容が職場や家族に伝わってしまうことを心配されて,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼者は,刑事事件の手続きや処分に不安を感じる一方で,被害者女性への謝罪と反省の気持ちを有しておられました。そのため,依頼を受けた弁護士は,刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めるとともに,被害者女性への謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。
 弁護士のアドバイスに基づく取り調べ対応と弁護活動によって、被疑者である兄は逮捕翌日には釈放され、早期の身柄解放を実現させることができました。
 被害者女性への示談交渉では,被害者女性が2名いること,1名の処罰感情が強く、他の1名はまだ特定されてないことから示談交渉が困難な事件でした。担当弁護士は,被害感情の強い被害者女性に対しては,被害者やそのご家族の怒りと不安を払拭できるように粘り強く示談交渉を続けました。そして,謝罪や被害弁償の意向,再犯防止のための措置等を確約することによって,当該被害者から被害届の取り下げと被疑者を許す旨のお言葉をいただくことができました。また、本件覗き見盗撮事件から1か月と経たないうちに,もう1名の被害者も特定することができ,示談交渉を行うことができました。そして,謝罪、被害弁償及び画像漏洩防止などの再発防止策を確約することによって,当該被害者からも被害届の取り下げと被疑者を許す旨のお言葉をいただくことができました。
 弁護士の活動によって,本件のぞき見盗撮事件は、被害者が複数名いたにもかかわらず、示談成立及び被疑者の反省と再発防止策が重視されて起訴猶予による不起訴処分で解決することができました。依頼者は前科がつくことなく無事に事件を終了することができました。事件が職場会社や家族に伝わることもなく、依頼者は会社勤務を続けられています。

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【お客様の声】名古屋市の盗撮事件 弁護士の早期示談交渉と再発防止策で不起訴獲得

2016-05-23

【お客様の声】名古屋市の盗撮事件 弁護士の早期示談交渉と再発防止策で不起訴処分獲得

■事件概要

 依頼者(30代男性、会社員、前科なし)が、通勤途中に、名古屋市営地下鉄の電車内で、女性乗客のスカート内を鞄内に忍ばせた小型カメラで動画撮影した愛知県迷惑防止条例違反の盗撮事件です。依頼者は、盗撮行為に気付いた被害者女性に腕を掴まれて駅事務室に連れて行かれ、駅員からの通報を受けて臨場した警察官に逮捕されました。

■事件経過と弁護活動

 依頼者は,逮捕当日,警察署で取り調べを受けた後に釈放されて帰宅を許されました。警察官からは、在宅事件として捜査が続けられて,後日再度呼出しがある旨を告げられました。依頼者は、勤務先会社からの給料収入で家族を養っており、刑事処分によって前科が付くこと及び事件内容が職場に伝わって懲戒免職処分になることを心配されて,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼者は,刑事事件の手続きや処分に不安を感じる一方で,被害者女性への謝罪と反省の気持ちを有しておられました。そのため,依頼を受けた弁護士は,刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めるとともに,被害者女性への謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。
 被害者女性への示談交渉では,依頼者やその妻に謝罪文を作成していただき,謝罪と反省の意思をお伝えさせていただきましたが、被害者女性の処罰感情が強く,示談交渉が困難な状況でした。弁護士は、依頼者の謝罪と反省の意思をお伝えする一方で,事件現場周辺及び被害者女性には近づかないこと,事件関係場所である地下鉄線を利用しないこと,盗撮画像を破棄し開示・流出させないことを誓約するなど接触可能性や2次被害防止のための対策を講じることで,被害者女性に安心してもらえるよう努めました。早急かつ粘り強い交渉の結果,被害者女性と示談をまとめることに成功し,被害者女性からは被害届取り下げとお許しの言葉をいただくことができました。
 弁護士の活動によって,本件盗撮事件は、示談成立及び依頼者の反省と再発防止策が重視されて起訴猶予による不起訴処分で解決することができました。ご依頼者は前科がつくことなく無事に事件を終了することができました。事件が職場の会社に伝わることもなく、依頼者は懲戒処分を受けることなく会社勤務を続けられています。

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【お客様の声】名古屋市の条例違反(声かけ)事件 捜査弁護で事件化阻止の弁護士

2016-05-22

【お客様の声】名古屋市の迷惑防止条例違反(声かけ)事件 捜査弁護活動で事件化を阻止する弁護士

■事件概要

 依頼者(30代男性、無職、前科なし)が,名古屋市内の路上において、通りかかった被害者女性に対し,ナンパ目的で声をかけるに際して卑猥な言葉を使って誘引したとされる愛知県迷惑防止条例違反事件です。被害者女性から誘いを断られた依頼者は、後刻、犯行現場周辺で被害者女性が警察官と話しているのを見かけて、怖くなったので現場を立ち去りました。

■事件経過と弁護活動

 依頼者は、逃走から数日後、被害者女性から警察に被害届が提出されて刑事事件になることを心配して当事務所に法律相談に来られました。法律相談を受けた弁護士が事情を確認したところ、依頼者の行為は、卑猥な言動又は不当な誘引として、愛知県の迷惑防止条例に違反する可能性があることが判明しました。依頼者は、事件の先行きと刑事処分に不安を感じ,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。担当弁護士は,依頼者に対して,綿密な連絡を取って、刑事手続きの流れ,取り調べ対応,刑事処分の見通しをアドバイスすることで少しでも依頼者の不安を取り除くよう努めました。また,本件迷惑防止条例違反事件の事件現場を管轄する警察署(交番)を割り出し,担当の警察官を突き止めて、担当の警察官に対して、事件捜査の進捗状況を確認するとともに依頼者の反省を伝えて刑事事件化を防ぐよう粘り強く折衝を行いました。
 弁護士による折衝の結果、本件愛知県迷惑防止条例違反事件は、被害者女性から被害届の提出や告訴がされることなく刑事事件化を未然に防ぐことができました。事件化を阻止して刑事裁判を回避できたことで,依頼者は前科がつくことなく安心して社会復帰を果たされました。

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