Archive for the ‘刑事事件’ Category

【お客様の声】名古屋市で軽犯罪法違反事件 不当な取り調べと戦い刑事処分を回避する弁護士

2016-07-08

 【お客様の声】名古屋市で軽犯罪法違反事件 不当な取り調べと戦い刑事処分を回避する弁護士

■事件概要
 依頼者(20代男性、無職、前科なし)が、車内に角材を携帯していたため、「正当な理由がなく、人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた」として軽犯罪法違反で取り調べを受けた事件。依頼者が携帯していた角材は,車の販売会社から勧められたことにより携帯していたものであるから,凶器携帯の「正当な理由」があるとして,犯罪は成立しないと考えられました。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は、友人とドライブに行った際に警察官による職務質問を受け,本件が発覚することとなりました。その際の取り調べにおいて,警察官から高圧的な取り調べを受けたことに対する不満及び今後の刑事手続きに対する不安から、当事務所の無料相談を受けることになりました。当事務所の弁護士は,角材を携帯していた理由を丁寧に聞き取るとともに,当該理由を裏付ける者がいないかを確認しました。すると,上記理由が発覚するとともに,車の販売店からもそれを裏付ける証言を得ることができましたので,今後は警察官に対して「正当な理由」があったとして犯罪が成立しないことを主張することを提案いたしました。
 その後、依頼を受けた弁護士は、まず、今後の刑事事件の手続きに不安を感じている依頼者の不安を少しでも取り除くために、本件においては「正当な理由」が認められることから,犯罪は成立しないことや取調べへの対応方法を改めて丁寧に説明・アドバイス致しました。また、複数回の警察署の取り調べに、弁護士が直接付き添うことで、依頼者の不安を和らげるとともに、依頼者が取調官から不当な扱いを受けないよう警察官に対して働きかけました。さらに,警察官に対して,本件においては「正当な理由」があったことから犯罪は成立しないことを主張しました。
 このような刑事弁護活動の結果、警察段階において犯罪不成立という理由により,刑事処分を回避することができました。このことにより,警察官の不当な取り調べに屈することなく,無事に事件を解決することができました。

102087

【お客様の声】名古屋市の道路交通法違反の在宅事件 略式命令による低額の罰金刑で済ませる弁護活動

2016-07-07

【お客様の声】名古屋市の道路交通法違反の在宅事件 略式命令による低額の罰金刑で済ませる弁護活動

■事件概要
 依頼者(40代女性,パート,前科なし)が,無免許で自動車を運転して捕まった道路交通法違反事件。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は,無免許運転が警察に摘発され,署で事情聴取を受けた後,当日は逮捕されずに帰宅を許されました。しかし,今後は在宅事件として捜査が続けられ,また平日に連続した呼出しの予定を申し向けられ,応じなければ逮捕・勾留もありうると告げられました。パート従業員として働いている依頼者は平日に出頭することが難しく,このままでは逮捕されてしまうことに不安を感じ,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼を受けた弁護士は,直ちに担当の捜査官に連絡を入れ,依頼者が平日に連続して出頭することが難しいことを伝え,要請には応じるので何とか態度を和らげてもらえるようにと折衝を重ねました。その結果,依頼者の出頭の予定は連続した日程ではなくなり,依頼者は無理のある呼出しを回避することができました。
 次に,担当の弁護士は,担当の検察官に対し,依頼者が無免許運転を行ってしまったことを真摯に反省していること,今後の自動車を用いた移動については夫の協力を得ていること,また依頼者が自動車を運転しないよう夫が徹底的に依頼者の監督と自動車の管理につき誓約していることを主張し,再犯のおそれは限りなく低いので略式での罰金処分が相当であると訴えました。
 これにより,依頼者は略式命による低額の罰金刑で本件道路交通法違反事件を終わらせることができ,身柄の拘束などの不利益を被ることなく社会に復帰することができました。

102062

【お客様の声】名古屋市で公然わいせつで在宅事件 略式命令による低額の罰金刑獲得の弁護士

2016-07-06

【お客様の声】名古屋市で公然わいせつで在宅事件 略式命令による低額の罰金刑獲得の弁護士

■事件概要
 依頼者(30代男性,会社員,前科なし)が,名古屋市内の路上に置いて,自身の陰茎を露出した公然わいせつ事件。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は,本件事件について,事情を聴きたいと警察署から呼び出しを受けていたため,今後どうなってしまうのかを心配されて,当事務所の法律相談に来所されました。
 依頼を受けた弁護士は,まずは管轄の警察署に対して出頭の日時を調整することに努め,依頼者の都合がいい時間帯で出頭する約束を取り次ぎました。そして,今後の刑事事件の手続きに不安を感じている依頼者に対して,今後の流れや取調べ対応などにつき丁寧にアドバイスをすることにより,不安を払拭されるように努めました。また,依頼者が反省と謝罪の態度を示していることから,弁護士は,依頼者に謝罪文の指導を行ったうえで,実質的な被害者である目撃者への謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。
 示談交渉については,目撃者の意向により示談締結には至りませんでしたが,弁護士は,依頼者に本件事件についての反省文作成の指導を行ったうえで,依頼者に反省文を作成していただき,また依頼者の奥様から,依頼者への今後の監督についての誓約をいただきました。そして,これらをもとに担当の検察官に対して,本件事件につき寛大な処分としていただくように訴えました。
 このような刑事弁護活動の結果,依頼者の反省の態度と奥様からの監督による再発防止策が重視されて,略式命令による低額の罰金刑で本件事件を終わらせることができました。

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【お客様の声】岐阜県で盗撮の在宅事件 複数被害者への示談交渉で不起訴処分獲得の弁護士

2016-07-05

【お客様の声】岐阜県で盗撮の在宅事件 複数被害者への示談交渉で不起訴処分獲得の弁護士

■事件概要
 依頼者(30代男性,会社員,前科なし)が,公園内にいた複数の女児を盗撮した岐阜県迷惑防止条例違反事件。被害者が複数いるうえ,ずれも未成年者であるため示談交渉の難航が予想される事件でした。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は,盗撮していたところを被害者の親に見られており,通報で駆け付けた警察官に引き渡され,警察署まで同行することになりました。署で事情聴取を受けた後,事件当日は逮捕されずに帰宅を許されましたが,後日再度の呼出しがあることを告げられました。依頼者は,本件盗撮事件が刑事事件として今後処理されてしまい,もしかしたら前科がついてしまうのかと心配され,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼を受けた弁護士は,まず刑事手続きの流れや今後の取調べ対応をアドバイスすることで,依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めました。次に,依頼者が反省と謝罪の態度を示していることから,弁護士は,依頼者に謝罪文の指導を行ったうえで,被害者方への謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。
 被害者が未成年であって示談交渉にはご両親が対応なされることや,被害者が複数名おられることから,示談交渉は難航しましたが,担当の弁護士は早急かつ誠実に被害者全員に対して交渉を行いました。そして,謝罪文による依頼者の反省と謝罪の意思をお伝えするとともに,事件現場へは今後近寄らないことや,撮影したデータを破棄して開示・流出させないことを誓約するなど接触可能性や二次被害防止のための対策を講じたことから示談交渉はまとまり,被害者方からお許しの言葉をいただくことができました。
 本件盗撮事件が検察庁へ送られた後は,弁護士は担当の検察官と折衝を重ね,依頼者へは不起訴処分が相当であると訴えました。このような弁護士の活動の結果,本件盗撮事件は,すべての被害者との間で示談が成立していることや依頼者の反省と再犯防止策が重視されて,不起訴処分で終わらせることができました。これによって,民事的紛争も解決したうえで依頼者は前科が付くことなく,無事に事件を終わらせることができました。

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【お客様の声】名古屋市で建造物侵入の在宅事件 しょく罪活動等により不起訴処分を獲得する弁護活動

2016-07-04

【お客様の声】名古屋市で建造物侵入の在宅事件 しょく罪活動等により不起訴処分を獲得する弁護活動

■事件概要
 依頼者(50代,公務員,前科なし)が,自分の勤務先に盗撮目的で侵入した建造物侵入事件。依頼者の行動に不審を覚えた関係者の通報により,本件事件が発覚しました。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は,本件事件について,管轄の警察署で事情聴取を受けた後,逮捕こそはされませんでしたが,警察官からは,今後は在宅事件として捜査が続けられるので,後日再度の呼出しがあることを告げられました。依頼者は,本件事件が刑事事件として処理されてしまうことに不安を感じ,翌日,当事務所まで無料相談でお越しになり,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をなされました。
 依頼を受けた弁護士は,依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めるため,刑事手続きの流れや今後の取調べ対応についてアドバイスをしました。また,盗撮の対象であった女性に対して反省と謝罪の気持ちを有しておりましたので,実質的な被害者でもある同人への示談交渉を提案いたしました。
 弁護士は,謝罪文作成の指導をするなどで依頼者に謝罪文の作成をしていただき,これを提示しようと試みましたが,相手の事件に関わりたくないとの意向から示談交渉は困難を極めました。粘り強く交渉を行ったところ,示談金については,被害者救済活動を行っている団体に寄付してほしいと相手からの申し出を受け,担当の弁護士は,相手方の意向を最大限尊重し,しょく罪寄付を行うこととしました。
 その後,弁護士は担当の検察官に対して,依頼者は職を辞することになるなど相応の社会的制裁を受けたこと,被害回復のため真摯な努力をしたこと,しょく罪寄付で深い反省の態度を示していること,親族による今後の厳重な監督の誓約があることなどを主張し,本件事件は不起訴処分が相当であると訴えました。
 折衝を重ねた結果,本件事件は,依頼者の反省と親族による監督の誓約という再発防止策が重視され,起訴猶予による不起訴処分を獲得することができました。これにより,依頼者は前科が付くことなく事件を終わらせることができました。

102033

【お客様の声】愛知県で児童ポルノ禁止法違反の在宅事件 示談できなくても不起訴処分を獲得する弁護活動

2016-07-03

【お客様の声】愛知県で児童ポルノ禁止法違反の在宅事件 示談できなくても不起訴処分を獲得する弁護活動

■事件概要
 依頼者(50代男性,会社員,前科なし)が,アプリでやりとりをしていた未成年の女児に裸の写真を送信させた児童ポルノ禁止法違反事件。被害者は示談を拒んでおり,起訴されることも懸念される事件でした。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は,被害者の訴えにより捜査を開始した警察官から家宅捜索を受け,携帯電話等を没収されました。依頼者は,本件事件について逮捕されることはなかったのですが,警察官からは,今後は在宅事件として捜査が続けられる旨を告げられました。そして,本件事件が刑事事件として処理され,前科が付くことを心配された依頼者は,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をなされました。
 依頼を受けた弁護士は,刑事手続きの流れや今後の取調べ対応をアドバイスすることで,依頼者の不安を少しでも取り除くよう努めるとともに,被害者に対する示談交渉を提案させていただきました。しかし,被害者は示談を拒否する態度を徹底的に固辞しており,残念ながら示談をまとめることはできませんでした。
 もっとも,依頼を受けた弁護士は,担当の検察官に対して,依頼者が真摯に反省していること,依頼者の家族からの今後の監督についての誓約があること等を主張し,本件事件は不起訴処分が妥当であると折衝を重ねました。
 このような刑事弁護活動によって,本件事件は示談がまとまらなかったものの,不起訴処分を獲得することができました。これにより,依頼者は前科が付くことなく,無事に社会に復帰することができました。

102110

 

【お客様の声】名古屋市で強制わいせつ事件 不起訴処分獲得に奔走する弁護士

2016-07-02

 【お客様の声】名古屋市で強制わいせつ事件 不起訴処分獲得に奔走する弁護士

■事件概要
 依頼者(40代男性、会社員、前科1件)が、仕事の出張先で、同行していた職場の同僚女性の胸を触ったとして告訴された強制わいせつ事件。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は、告訴された後、警察署から取調べを受けました。依頼者は、警察の取り調べの際に,一度弁護士に相談した方がいいと言われたことから,当事務所の法律相談を受けました。その際,刑事処分によって前科が付くこと及び事件内容が職場に伝わることで懲戒免職処分になることを強く心配されたことから、当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼を受けた弁護士は、まず、今後の刑事事件の手続きに不安を感じている依頼者の不安を少しでも取り除くために、今後の流れや取調べへの対応を丁寧に説明・アドバイス致しました。また、真摯に反省している依頼者に被害女性への謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。
 その後、依頼者及び依頼者の奥様に、謝罪文作成の指導を行ったうえで、被害者に向けた謝罪文を作成してもらいました。また、被害女性に近づかないことを約束させる等、具体的対策をとることで、被害女性に安心してもらえるように努めました。さらに、依頼者の奥様による監督を実施してもらうことで、再犯防止の環境づくりを行いました。
 このような刑事弁護活動の結果、本事件については不起訴処分となり、依頼者には前科が付くこともなく,職場日本事件が発覚することもなく無事に事件を解決することができました。

101009(切り取り)

【お客様の声】名古屋市で覚せい剤使用事件(逮捕) 被告人の保釈及び執行猶予付き判決を獲得の弁護士

2016-07-01

 【お客様の声】名古屋市で覚せい剤使用事件(逮捕) 被告人の保釈及び執行猶予付き判決を獲得の弁護士

■事件概要
 依頼者の内縁の夫(50代、運転手,前科なし)が、自宅において覚せい剤を使用した覚せい剤取締法違反事件。被告人は、仕事をしており、また、高齢となる母親がいることから、長期の身柄拘束による仕事への悪影響および母親の精神状態への悪影響が心配されました。本件事件では、被告人が長期間わたり覚せい剤を使用していたことから、厳しい判決内容になることが想定されました。

■事件経過と弁護活動
 内縁の夫が逮捕されたことを知った内縁の妻(依頼者)から、当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼がありました。そこで、当事務所の弁護士が、直ちに警察署に赴き被疑者である内縁の夫と接見いたしました。その上で、刑事手続きの流れや取調べ対応をアドバイスすることで身柄拘束されている被疑者の不安を少しでも取り除くよう努めました。依頼者は、被疑者の身柄拘束が長期化すること、および、懲役の実刑判決を受けて刑務所に収監されることによる仕事への悪影響、および、高齢となる母親の精神状態への悪影響を強く心配されておりました。
 そこで、当事務所の弁護士は、勾留延長されることのないように取調べ対応のアドバイスをするとともに,起訴後はすぐに保釈請求を申請し、裁判所に対して、被告人が犯罪を認めて反省していること、薬物とのつながりを断って医療機関の治療による更生プログラムが準備されていること、身元引受の存在、および、出廷確保の誓約があること、高齢となる母親への悪影響など身柄拘束の長期化による不利益が大きいことを訴えました。その結果、勾留延長されることなく起訴されるとともに,裁判所から保釈が許可され、被告人は、裁判中は、自宅で生活することが許されました。
 また,刑事裁判の公判では、裁判官に対して、被告人が覚せい剤使用を認めて反省していること及び再犯可能性がないこと、前科前歴がないことなどを主張して執行猶予付きの判決を訴えました。具体的には、被告人は薬物治療更生プログラムを受けること、依頼者である内縁の妻が二度と違法薬物に手を染めることがないよう日常生活を厳しく監督する旨の誓約があることなど被告人に有利な事情を主張して、刑務所ではなく執行猶予による社会内での更生が望ましいことを裁判官に訴えました。弁護人の公判弁護活動の結果、判決では、執行猶予付き判決を獲得することができました。

101044(切り取り)

【お客様の声】名古屋市のストーカー事件 在宅事件で懲役の実刑を回避する弁護活動

2016-06-30

【お客様の声】名古屋市のストーカー事件 在宅事件で懲役の実刑を回避する弁護活動

■事件概要
 依頼者(40代男性,公務員,前科なし)が,偶然みかけた被害女性に対して,1年以上もの間つきまとう行為などをしたストーカー規制法違反事件。犯行態様の悪質性から,厳しい処分も予想される事案でした。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は,ストーカー行為をしていたところを巡回中の警察官に見つけられ,署までの任意同行に応じることになりました。事情聴取を受けた後は,逮捕されずに当日は帰宅することが許されました。その後,何度か取調べが行われ,担当の検察官から起訴する旨を告げられた依頼者は,公判での刑事弁護活動のご依頼をされに当事務所までお越しになりました。
 依頼を受けた弁護士は,依頼者に対して事件の詳細を聴き取ったところ,実際につきまとう等の行為をしたのは数か月間であること,謝罪文を作成し示談の意向があること,ストーカー行為に及んだのは妻との不和からであること,本件事件により依頼者は依願退職をしたこと,現在は一般の私企業に勤めていること等の事実が確認されました。
 本件事件で,依頼者は安定した職のほかに妻と子を失ってしまい,実刑判決で懲役刑を受けてしまえば,現在勤めている会社を辞めざるをえなくなり,更生の環境まで失われるのは社会的制裁として過大にすぎると考えた弁護士は,どうにかして実刑を回避すべく公判弁護活動に臨みました。具体的には,職と家族を失ったことで被告人は相当の社会的制裁を受けていることや,謝罪や反省の態度を示していること,クリニックで精神的なカウンセリングを受けていること,被告人の妹から監督についての誓約があることを裁判官に主張し,これ以上被告人に対して過大な制裁を科さないようにと訴えました。
 このような公判での刑事弁護活動の結果,検察官の求刑から減刑された上に執行猶予が付いた判決を獲得することができ,収監されることなく本件事件を終わらせることができました。

101096(切り取り)

【お客様の声】名古屋市内の駅構内の盗撮 在宅事件で示談により不起訴を獲得する弁護士

2016-06-29

【お客様の声】名古屋市内の駅構内の盗撮 在宅事件で示談により不起訴を獲得する弁護士

■事件概要
 依頼者(30代男性,会社員,前科なし)が,駅構内において,ホットパンツを履いた被害者の足付近を撮影した盗撮事件。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は,盗撮していたところを通行人に見られており,通報で駆け付けた警察官に引き渡されて署まで同行することになりました。署で事情聴取を受けた後,事件当日は逮捕されずに帰宅を許されましたが,警察官からは,今後は在宅事件として捜査が続けられるので,後日再度の呼び出しがあることを告げられました。依頼者は,本件事件が刑事事件として今後処理されることに不安を感じ,今後どうなってしまうのかと心配され,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼を受けた弁護士は,まず今後の取調べ対応をアドバイスするとともに,謝罪や反省の態度を表す謝罪文の指導を行ったうえ,被害女性への謝罪と弁償による示談交渉を提案させていただきました。
 被害者の方が外国人であったため,示談交渉は難航しましたが,被害者の友人に間に入ってもらうなどの工夫をすることにより,依頼者の謝罪と反省の態度を示し,また今後は依頼者は被害者や痴漢現場である駅へは近づかないこと,盗撮画像を破棄し開示・流出させないことを誓約するなど接触可能性や二次被害防止のための対策を講じることで,被害者に安心してもらえるよう努めました。このような粘り強く且つ丁寧な交渉の結果,被害者との間で示談をまとめることに成功し,被害者からお許しの言葉をいただくことができました。
 担当の弁護士は,被害者との示談結果を直ちに担当の検察官に伝え,本件盗撮事件は,示談成立で被害者から宥恕されていることと依頼者の反省と再発防止策が重視されて,不起訴処分を獲得することができました。これにより,依頼者は前科が付くことなく,無事に社会に復帰をすることができました。

102057(切り取り)

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