岐阜県で強制わいせつ事件 逮捕後の示談交渉に強い弁護士
Aは,顔なじみであった女子高生のVに対し,暴行・脅迫をもってわいせつな行為をした。
同行為はAのいたずら目的によるものであり,Aは自己の行為が犯罪であることを認識していた。
その後,Aは逮捕を免れるため,直接V及びVの両親に対し示談の申し出を行ったが,Vはこれに応じなかった。
そして,Vが告訴状を提出したことを契機として,Aは強制わいせつの容疑で岐阜県警大垣警察署の警察官により逮捕された。
Aは,どうにかして示談交渉をまとめてもらえないか,弁護士に頼りたいと思っている。
(フィクションです。)
~強制わいせつ罪ならまずは示談交渉~
13歳以上の男女に対し,暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為を行った場合には,強制わいせつ罪に該当します(刑法176条)。
同罪の法定刑は,6月以上10年以下の懲役です。
Aの行為は,女子高生であるVに対する暴行・脅迫を用いたわいせつな行為であるので,強制わいせつ罪に該当します。
もっとも,強制わいせつ罪は親告罪(180条1項)です。
告訴がなければ公訴できない,つまり起訴されることはありません。
ですので,起訴を避けたいのであれば,示談交渉等することによって,告訴を取り下げてもらうなどの早期の弁護活動が重要となります。
もっとも,Aは直接VとVの両親に示談の申し出を行っていますが失敗に終わっています。
一般的に性犯罪は,刑事事件の中でも被害感情が強く示談は成立しづらい面があります。
また,被害者が未成年である場合には法定代理人である親と示談交渉をすることになりますが,子に生じた被害を金銭で解決することについて抵抗のある親は少なくありません。
そのため,時には,弁護士による示談交渉も困難を極めるケースがあります。
もっとも,これは一般的な話にすぎないので,刑事事件の専門家である弁護士を介し,粘り強い交渉をすることによって,示談が成立する場合も多々あります。
あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門であり,示談交渉についての弁護活動も多数承っております。
示談交渉を断られてしまったとお困りの方は,あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(岐阜県警察大垣警察署への初回接見費用:4万1000円)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名古屋市を拠点に、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県などの東海全域で、刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。
交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
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