今回は、名古屋市北区で発生した危険運転致傷・ひき逃げ事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部が解説いたします。
【ケース】
11月、名古屋市北区の信号交差点で赤信号を無視して自転車の女性をひき逃げした疑いで20歳の男が逮捕されました。
(中略)
警察によりますと、前記男性は11月24日午前6時すぎ、名古屋市北区上飯田通の信号交差点で軽乗用車を運転中に赤信号を無視し、自転車と衝突。
自転車に乗っていた69歳の女性に右足の骨を折るなどの大けがをさせ、そのまま逃げた危険運転傷害などの疑いが持たれています。
防犯カメラの映像などから前記男性が浮上し逮捕に至りました。
警察は男性の認否を明らかにしていません。
(https://news.livedoor.com/article/detail/23446801/ 12月27日 Livedoor NEWS 「赤信号無視しひき逃げか 20歳男逮捕 警察が逃走理由を捜査中 名古屋・北区」より ※氏名等の個人情報は秘匿し、そのほかは原文のまま掲載しています)
【危険運転致傷・ひき逃げ事件を起こした場合】
ケースの事件では、危険運転致傷、ひき逃げの疑いで人身事故の加害男性が逮捕されています。
危険運転致傷罪には複数の類型がありますが、「赤色信号又はこれに相当する信号を殊更に無視し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為によって、人を負傷させた場合」がその一つです(自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律第2条7号)。
法定刑は15年以下の懲役となっています。
危険運転致傷罪についてはかなり重い処分が予想され、加えて、ひき逃げの嫌疑も存在する場合には、実刑判決を受ける可能性も十分想定されます。
逮捕・勾留が長引く可能性も高く、捜査段階における被疑者の負担も大きいです。
危険運転致傷・ひき逃げの疑いで逮捕されてしまった場合には、すぐに弁護士を依頼し、事件解決に向けたサポートを受ける必要性が高いものと考えられます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部は、刑事事件・少年事件を中心に扱う法律事務所です。
ご家族が危険運転致傷・ひき逃げの疑いで逮捕されてしまった方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋本部にご相談ください。
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