呼気検査拒否で刑事事件に? 北名古屋市の酒気帯び運転なら弁護士に相談
50代男性のAさんは、夜、お酒を飲んだあとに北名古屋市の自宅に向けて車を運転して帰っていました。
帰る途中で、愛知県警察西枇杷島警察署による交通検問が実施されており、Aさんは応じることになりました。
Aさんは、その場にいた警察官から、呼気検査を求められましたが、拒否をしたため、愛知県警察西枇杷島警察署に逮捕されることになってしまいました。
(フィクションです。)
~呼気検査を拒否すると処罰を受けるの?~
道路交通法67条3項には、酒気帯び運転(同法65条1項)をしているおそれがあるときには、警察官が呼気検査をすることできるという規定があり、運転手には、呼気検査に協力する義務があります。
そのため、呼気検査を拒否した場合には罰則があり(同法118条の2)、呼気検査に応じなかった場合には「3月以下の懲役又は50万円以下の罰金」に処せられてしまいます。
もっとも、呼気検査の要件は「酒気帯び運転のおそれがあるとき」ですから、何ら酒気帯び運転のおそれがないのに呼気検査を求められることは、要件を欠くことになります。
「酒気帯び運転のおそれ」があるのか否かの判断に関しては、警察官が判断しています。
そのため、今回の上記事例のAさんの場合も、警察官から見て、「酒気帯び運転のおそれがある」と判断されたので、Aさんが呼気検査を拒否したり妨害してしまうと、検査義務違反に当てはまる可能性が高いでしょう。
また、「酒気帯び運転のおそれ」があるのか否かの判断に関しては、警察官の判断が誤っている場合もあるでしょう。
しかし、こちらの勝手な判断で呼気検査を拒否してしまうと、逮捕されてしまうなどのリスクが大きくなってしまうおそれがありますので、呼気検査を求められた際には十分な注意が必要となります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件に特化した弁護活動をしておりますので、酒気帯び運転に関しての相談・依頼も多数承っております。
ご家族が突然、酒気帯び運転の呼気検査を拒否して逮捕されてしまいお困りの方は、ぜひ一度、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(愛知県警察西枇杷島警察署:初回接見費用35,700円)