名古屋の飲酒運転 報道回避で事件を秘密にしたい
名古屋市中区在住の公務員Aさんが飲酒運転をしたとして愛知県中村警察署に逮捕されました。
県庁職員のAさんは、飲酒運転で逮捕されたことが県庁に知られてしまうと懲戒処分を受けてしまいます。
そうなる前に、事件が明るみになる前に、何とか事件を秘密にしたいと、Aさんはご家族に頼んで弁護士事務所に相談に行くようお願いをしました。
Aさんの奥様が交通違反・交通事故に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所に相談に来ました(フィクションです)。
「何とか、飲酒運転での主人の逮捕が世間や県庁に知られないように弁護活動をお願いします。」
前回のお話で、早期釈放が弁護活動の一つと説明しました。
他には何があるのでしょうか。
早期の示談
交通事故を起こしてしまった場合、逮捕・勾留の有無を問わず、被害者側と示談が成立していれば懲戒処分が軽くなる可能性があります。
交通事故を起こして警察に逮捕・勾留されてしまった場合でも、被害者と示談をすることによって釈放される可能性が高くなります。
交通事故後のなるべく早い段階で弁護士を付ければ、被害者との間で、示談成立に向けた交渉(示談交渉)に動いてもらうことができます。
弁護士を入れた示談交渉によって、懲戒処分を軽減し、釈放によって交通事故のことを会社や学校に秘密にできる可能性を高めることができるのです。
もっとも、今回の飲酒運転で逮捕の場合には被害者がいないので示談はあてはまりません。
報道・公表回避
Aさんが交通違反・交通事故を起こしたことが報道・公表されれば、職場に事件のことが知れてしまう可能性が飛躍的に高まります。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、軽微な交通違反・交通事故については、報道・公表を差し控えるように警察・検察へ働きかけを行います。
報道・公表内容の訂正・削除
Aさんが交通違反・交通事故を起こしたことが報道・公表されてしまった場合、事件終了後も交通違反・交通事故の内容が会社へ知られる危険が続くことになります。
事実と異なる交通違反・交通事故の報道・公表がなされてしまった場合、愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、報道・公表内容の訂正・削除を報道機関に求めていきます。
飲酒運転のような交通事故・交通違反事件を起こして、事件を秘密にしたいときは、交通事故・交通違反事件に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所までご連絡ください。