名古屋の少年事件弁護士 共同危険行為で中村警察署が逮捕

名古屋の少年事件弁護士 共同危険行為で中村警察署が逮捕

名古屋市中村区在住の高校生Aくん(17歳)は、仲間ともに中村区の道路をバイクで走り、信号無視や蛇行運転するなどの暴走行為をしました。
愛知県警中村警察署少年課は、Aくんらの暴走行為の際に撮った写真が証拠となり、Aくんは愛知県警中村警察署に「道路交通法違反(共同危険行為)」の容疑で逮捕されました。
そして、Aくんの事件は名古屋家庭裁判所に送致され、審判開始決定がされました。
Aくんのご家族が、弁護士事務所無料法律相談に来ました(フィクションです)。

~少年審判~

審判が開始されると、家庭裁判所は、少年審判を通じて、
・不処分
・保護処分(保護観察、児童自立支援施設・児童養護施設送致、少年院送致の3つの処分)
・検察官送致
のいずれかの決定を行います。

保護処分のうち、少年院送致や児童自立支援施設処分が下されると少年は自宅に帰ることが出来ません。
学校や職場を休まなければならないのです。
ですので、弁護士は、保護処分のうち保護観察の獲得を目指し弁護活動をすることが大切になります。

~保護観察処分を勝ち取るための弁護活動~

◆家庭裁判所調査官・裁判官への働きかけ
家庭裁判所調査官は、少年に関する調査を行い、少年の処遇について意見を述べることができます(少年法8条参照)。
そして、調査官の処遇意見は、裁判官による審判に大きな影響を与えます。
ですので、弁護士は調査官に対しても働きかけることが必要です。

◆少年の環境調整
少年の要保護性が解消されたと主張するには、少年をとりまく環境を調整することが必要です。
・保護者の関係の調整
・就業先の開拓
学校に通っていない少年の場合は、きちんとした仕事をもつことが更生の道へとつながります。
・帰住先の確保
保護者のいない少年や保護者との折り合いが悪いなど少年を家庭に戻せない事情がある場合は、審判後の帰住先を確保することが重要です。
・非行仲間との交友関係改善
暴走族に加入していたことが非行の原因の一つといえる場合は、暴走族を脱退し交友関係を断ち切ることも更生へとつながります。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、少年の更生を強く願っています。
非行原因の分析や少年の環境調整を適切に行い、保護観察処分を獲得できるよう努力します。
大切な子供さんが共同危険行為を起こしてしまったら、少年事件に特化した愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所までご相談ください。

 

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