【お客様の声】名古屋市の道路交通法違反の在宅事件 略式命令による低額の罰金刑で済ませる弁護活動

【お客様の声】名古屋市の道路交通法違反の在宅事件 略式命令による低額の罰金刑で済ませる弁護活動

■事件概要
 依頼者(40代女性,パート,前科なし)が,無免許で自動車を運転して捕まった道路交通法違反事件。

■事件経過と弁護活動
 依頼者は,無免許運転が警察に摘発され,署で事情聴取を受けた後,当日は逮捕されずに帰宅を許されました。しかし,今後は在宅事件として捜査が続けられ,また平日に連続した呼出しの予定を申し向けられ,応じなければ逮捕・勾留もありうると告げられました。パート従業員として働いている依頼者は平日に出頭することが難しく,このままでは逮捕されてしまうことに不安を感じ,当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼をされました。
 依頼を受けた弁護士は,直ちに担当の捜査官に連絡を入れ,依頼者が平日に連続して出頭することが難しいことを伝え,要請には応じるので何とか態度を和らげてもらえるようにと折衝を重ねました。その結果,依頼者の出頭の予定は連続した日程ではなくなり,依頼者は無理のある呼出しを回避することができました。
 次に,担当の弁護士は,担当の検察官に対し,依頼者が無免許運転を行ってしまったことを真摯に反省していること,今後の自動車を用いた移動については夫の協力を得ていること,また依頼者が自動車を運転しないよう夫が徹底的に依頼者の監督と自動車の管理につき誓約していることを主張し,再犯のおそれは限りなく低いので略式での罰金処分が相当であると訴えました。
 これにより,依頼者は略式命による低額の罰金刑で本件道路交通法違反事件を終わらせることができ,身柄の拘束などの不利益を被ることなく社会に復帰することができました。

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