名古屋市の薬物事件で逮捕 前科に強い弁護士

名古屋市の薬物事件で逮捕 前科に強い弁護士

Aは,自宅において大麻の葉片3グラムを所持していたとして,大麻取締法違反の容疑で愛知県警中警察署逮捕された。
Aにとっては今回の逮捕は人生初めてのことであり,愚かなことをしてしまったと反省している。
そして,資格取得のため勉強中であったAは,仮に有罪判決が出された場合でも資格を取得すること自体はできるのかどうか心配になり,弁護士に相談することにした。
(フィクションです。)

~前科とは・・・~

前科とは法律上の用語ではありませんが,一般的には,過去に受けた刑罰の経歴のことをいいます。
Aが大麻取締法違反の容疑につき,有罪判決を受けた場合には前科が付くことになります。

前科を受けた場合には制約や不利益を受けることがあります。
例えば,前科によって新たに資格を得ることを制限されたり,持っている資格を停止されることがあります。
しかし,運転免許をはじめ資格の多くはそのような制限はありません。
そのような制限があるかどうかは,資格に関する法律を調べたり問い合わせること等により確認することもできますが,法律の専門家である弁護士に聞いて確かめるほうが確実でしょう。
Aも,自分が取得を目指している資格について,前科,つまり刑に処せられた人であるかどうかを欠格条項として設けているかどうかを確認する必要があります。

なお,執行猶予付きの判決であっても,その猶予期間中は刑の言渡しの効力が失われているわけではありません(刑法27条参照)。
ですので,この場合においても上記と同様に欠格条項等について確認する必要があります。
もっとも,猶予の期間を経過すれば刑の言渡しの効力は失われる,つまり刑に処せられなかったことになるので,上記のような制限を受けなくなります。
よって,Aがもし執行猶予付き判決を受けたとしても,無事にその期間を経過すれば刑に処せられた人ではなくなるので,無事に資格を取得することが目指せます。

あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門であり,大麻取締法に関するご相談も多数承っております。
前科が付いてしまったがどのような影響があるのかとお困りの方は,あいち刑事事件総合法律事務所弁護士までご相談ください。
(愛知県警察中警察署への初回接見費用:3万5500円)

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