【お客様の声】無銭飲食で逮捕の少年 早期釈放と不処分を実現

本日紹介するお客様の声は、未成年の学生がカラオケ屋で無銭飲食をし、逮捕されてしまった少年の事件です。
少年は、学生であり、逮捕されたことが発覚すれば学校を退学させられる可能性がありましたが、弁護士の早期対応により、勾留を阻止し、少年審判では不処分を獲得できました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部がご紹介します。

逮捕

◆事件内容と経過◆

少年は友人と待ち合わせるまでの時間をつぶすために1人でカラオケ屋に入店しました。
食事やドリンクバーを注文してカラオケを利用していた際、友人から近くに来たと連絡があり、少年は料金を支払わず、カラオケ屋を退店しました。
少年は以前にも同じカラオケ屋で同様の行為をしており、次お店に行った時に2回分の料金を払えば問題ないだろうと思い込みその日は帰宅しました。
翌日、料金を支払うためにカラオケ屋に赴いたところ、店員が警察に通報し、その場で逮捕されました。
少年を逮捕したと連絡を受けた少年のご両親は弊所に初回接見の依頼をし、弁護士が少年の元へ駆けつけました。
学校に逮捕されたことが発覚すると退学処分になる可能性があるため、両親は早期の身柄解放を希望されておりましたが、弁護士の弁護活動により、勾留を阻止することができました。
その後少年は少年審判にかけられましたが、少年及びご両親との綿密な打ち合わせや対策を行った結果、不処分の結果を得られました。

◆結果◆

勾留阻止
不処分

◆解説◆

無銭飲食や食い逃げと言われると大した犯罪行為では無いように聞こえますが、刑法上では詐欺罪に当たる可能性が高いです。
詐欺罪の法定刑は、「1カ月以上10年以下の拘禁」となっており、罰金刑はありません。
事件は未成年の少年がおこした事件ですので、少年法が適用されますが、逮捕、勾留に関しては通常の事件とほとんど同じように扱われます。
今回の少年は逮捕され、勾留されそうになりましたが、弁護士が勾留を阻止する書類や働きかけをした結果、勾留されることなく釈放することができました。
勾留が阻止できても事件が終了したわけではありません。
少年は今回が初めての犯行ではなく、同様の店舗で複数回犯行に及んでいるので悪質に思われる可能性もありました。
少年審判は本人の反省も大事ですが、家庭環境によっても処分が変わります。
弁護士は本人との打ち合わせだけでなく、ご両親とも綿密な打ち合わせや家庭裁判所調査官からの調査の対策を行いました。
調査に臨んだ少年とご両親は、弁護士のアドバイス通りに対応した結果、保護観察や試験観察の必要がない不処分の結果を獲得しました。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、少年事件を含む刑事事件に精通した弁護士が最善の結果が得られるような弁護活動を行います。
ご家族が逮捕されてしまって不安な方や、どうしたらよいかわからないという方は、いち早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所名古屋支部までご相談ください。

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