名古屋の薬物事件 危険ドラッグ所持で逮捕 薬物事件に強い弁護士

名古屋の薬物事件 危険ドラッグ所持で逮捕 薬物事件に強い弁護士

岐阜県岐阜市在住の警察官Aさんは、名古屋市で職務質問・所持品検査を受けた後、愛知県警中村警察署に現行犯逮捕されました。
罪名は「薬事法違反」です。
Aさんは、厚生労働省が販売・所持などを禁じている指定薬物(通称MN-18)を含んだ危険ドラッグを所持していたのです。
Aさんの初回接見に向かった弁護士に対して、Aさんは「海外のインターネットサイトを通じて購入した。ストレスを発散させるため手を出した」といっています(フィクションです)。

危険ドラッグ
脱法ドラッグ、脱法ハーブなどいう言葉を聞いたことがあると思います。
先月も、東京池袋の繁華街で脱法ハーブを摂取した男の運転する車が歩道を暴走し1人が死亡・7人が重軽傷を負うという重大事件が発生したことが記憶に新しいでしょう。
そして脱法ハーブに関わる事件が多発し、大きな社会問題となっているなかで、2014年7月22日、これまで脱法ドラッグ、脱法ハーブ等と呼ばれていた薬物が「危険ドラッグ」という名称に統一されました。

今や薬物は社会問題となり、平成26年4月1日には、薬物の根絶を図るため指定薬物の輸入、製造、販売等に加え、所持や使用も禁止されることになりました。
法定刑は3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金又は懲役と罰金の併科になります。
ですので、Aさんも危険ドラッグ所持容疑で逮捕されたのです。

逮捕されたAさんは今後どうなる?
被疑者が逮捕されると、48時間以内に被疑者の身柄も含めた事件記録が検察庁へ送られます。
事件を受けた検察官は、24時間以内に被疑者を引き続き身柄拘束すべきか否かを判断します。
この逮捕段階における身体拘束は、最大72時間です。
そして、検察官が身柄拘束が必要であると判断した場合は、裁判所に対し勾留請求をします。

勾留期間は原則として10日間であり、この間は捜査機関からの取調べなどを受けることになります。
10日間で捜査が終わらない場合は、勾留が延長されます。
さらに10日間勾留されることになってしまうのです。

つまり、逮捕期間を含めると勾留延長の満期を迎えるまで、最大23日間もの間身体を拘束されるのです。
ですので、逮捕後の弁護活動は勾留請求又は決定を阻止することが中心となります!!

危険ドラッグ所持の容疑で逮捕されたら、一刻も早く薬物事件に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所までご連絡ください。

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