過失運転致傷罪で無罪主張
~ケース~
春日井市内の見通しの悪い交差点をAさんが車で走行していたところ、Vさんの車に衝突し、Vさんに怪我を負わせてしまった。
その際、Aさんの車は速度制限が時速30キロであったところ、時速40キロで走行しており、信号は注意して進行することができる黄色灯火の点滅を表示していた。
その一方で、Vさんは飲酒運転をしていた上に、時速70キロで走行し、信号は一時停止をしなければならない赤色灯火の点滅を示していた。
しかしながら、Aさんは愛知県警察春日井警察署の警察官に逮捕されたため、Aさんの家族が春日井市内で刑事事件に強いと評判の法律事務所に無料法律相談へ行った。
(事実を基にしたフィクションです)
~過失運転致傷罪とは~
自動車の運転上必要な注意を怠り、人を傷害した場合には過失運転致傷罪となります。
仮に、過失運転致傷罪で有罪となってしまうと、7年以下の懲役・禁固又は100万円以下の罰金刑になります。
上記のケースでは、Aさんは法定速度を超えて運転していたため、過失運転致傷罪が成立しそうです。
しかし、上記のケースを作るうえで参考にした最高裁判決では、似たようなケースで無罪を言い渡しています。
というのも、過失運転致傷罪における「過失」は、前提として結果の予見可能性、回避可能性が無ければ認定できません。
上記のケースでは、たとえAさんが時速10キロで走行していたとしても、事故を回避できたとは断定出来ないような場合、過失が認定できないと判断される可能性があります。
もし、Aさんに過失が認められなかった場合、当然Aさんは過失運転致傷罪に問われることはありませんので、刑事処分を受けることもありません。
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逆に、Vさん側の過失が大きいと判断された場合、Aさんの方から民事での損害賠償請求をしていくことが出来る可能性も出てきます。
その為、過失運転致傷罪に問われるような交通事故の場合、過失の程度がどの程度なのか、あるいはどちら側の過失が大きいのかが、その後の刑事処分の軽重や民事での損害賠償請求が可能かどうか、あるいはその請求額に大きく影響を与えることになります。
~過失の認定にたいする弁護活層~
上記のケースの元になったっ事案では、裁判に置いて事故当時の様子が詳細に判明しています。
実際には無罪になるべき事案であったとしても、それを知ることができなければ無罪判決の獲得は困難になってしまいます。
そのため、いかにこちら側にとって有利となる事情を的確に主張できるかどうかが、過失の認定を友里にする、あるいはその後の刑事処分を軽くするためには重要です。
その為には、早期に過失運転致傷罪といった刑事事件に強い弁護士に依頼することが重要になります。
出来るだけ早く依頼を受け弁護活動を始めることが出来れば、弁護士は事件の詳細を調べ、被疑者・被告人にとって有利となる事情を集める時間的余裕が出来ます。
そして、しっかりを準備をしたうえで、無罪判決や刑の減軽など依頼者の最も利益となる結果を目指して弁護活動を行うことが可能です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件に強い弁護士が多数在籍しています。
春日井市で交通事故をおこし、過失運転致傷罪に問われてお困りの方、またはご家族の方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談下さい。
0120-631-881にて、24時間365日、初回接見サービスや初回無料相談の予約を受け付けております。
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(愛知県警察春日井警察署の初回接見費用 38,500円)