名古屋の交通事故・交通違反事件 嫌疑なし不起訴と起訴猶予
名古屋市瑞穂区在住の会社員Aさんが、仕事帰り、居眠り運転をして自動車と人身事故を起こしてしまいました。
Aさんは、愛知県警瑞穂警察署に逮捕されました。
Aさんの家族が弁護士事務所に相談に来ました。
Aさんの不起訴処分獲得を希望しています(フィクションです)。
~交通事件における不起訴の種類~
交通事故・交通違反事件における不起訴処分は、処分理由に応じて大きく3種類に分かれます。
・嫌疑なし不起訴
交通事故・交通違反事件の犯人でないことが明白又は犯罪成立を認定する証拠がないことが明白な場合の不起訴処分。
・嫌疑不十分による不起訴
交通事故・交通違反事件について犯罪を認定する証拠が不十分の場合の不起訴処分。
・起訴猶予
交通事故・交通違反事件において、犯罪の疑いが十分にあり、起訴して刑事裁判で有罪を立証することも可能だが、特別な事情に配慮してなされる不起訴処分。
この起訴猶予という不起訴処分は、交通事故・交通違反事件のうち比較的法定刑の軽い犯罪で、被害結果が重大でない場合に、加害者・違反者が深く反省していること、被害弁償や示談などにより被害が事後的に補填されていることなどの特別な事情を考慮して認められるものです。
人身事故を起こして不起訴処分を獲得したいときは交通事故・交通違反事件に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所までご相談下さい。