Archive for the ‘暴力事件・凶悪犯罪’ Category

名古屋の業務妨害事件 刑事事件で逮捕されないための弁護活動

2014-08-12

名古屋の業務妨害事件 刑事事件で逮捕されないための弁護活動

名古屋市中村区在住のAさんは、愛知県の名古屋鉄道の一宮市にある踏切に爆発物に似せた不審物を置きました。
名古屋鉄道は、不審物の撤去作業を行うため、その日の運行を休止しました。
名古屋鉄道の通報を受けて、愛知県警一宮警察署が捜査を開始しました。
後日、Aさんは愛知県警一宮警察署から出頭要請を受けました。
逮捕されるのか不安になったAさんは弁護士事務所に無料法律相談に来ました。

Aさんと似た事件が先月下旬、三重県川越町の近鉄名古屋線の踏切で起きました。
威力業務妨害容疑で逮捕された男は、三重県川越町の近鉄名古屋線の踏切に「爆弾」と書かれた紙を貼った筒状の物を置き、列車の運行を妨害しました。

Aさんも「威力業務妨害罪」に問われます。
法定刑は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金です。

警察に出頭したら逮捕されるの?
捜査が開始されると、当然警察から取調べのための出頭要請を受けたりします。
出頭要請を受けて警察に出頭したら、逮捕されるのでしょうか?

警察が任意出頭を要請する目的は、犯人と疑わしい人や参考人などから事情を聞くためです。
ですので、警察への任意出頭や任意同行では必ずしも逮捕されるとは限りません。
ただ、
警察が既に逮捕状を準備しており逮捕を予定して任意同行・任意出頭を求める場合
このような場合は、逮捕状が既に出ていても近隣の騒ぎや迷惑になることを避けるため、逮捕せずに任意出頭・任意同行という形式をとるという意味です。
出頭後又は同行後の取調べにおいて容疑が濃厚になった場合
には、任意出頭や任意同行後にそのまま逮捕に至る可能性があります。

このように任意出頭・任意同行後ただちに逮捕という場合もあります。
ですので、任意出頭・任意同行前に取調べの対応方法や刑事手続の流れなどを相談しておくことが望ましいでしょう。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、無料法律相談または一人での任意出頭が不安な方のための弁護士による出頭付添サービスを行っております。
刑事事件専門の弁護士が、任意出頭前・任意同行前にアドバイスを行います。

業務妨害事件の容疑で警察からの任意出頭を受けた場合は、刑事事件に強い愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所までご相談下さい。

 

名古屋の業務妨害事件 警察から出頭要請 弁護士が法的アドバイス

2014-08-04

名古屋の業務妨害事件 警察から出頭要請 弁護士が法的アドバイス

名古屋市北区在住のAさんは、名古屋市千種区にあるV大学に対し「大学内に爆弾を仕掛けた」と電話をしました。
V大学は爆破予告のあった日の午後の講義を休講しました。
名古屋大学から被害届を受けた愛知県警千種警察署が捜査を開始しました(フィクションです)。

Aさんのケースに似た事件が、先日発生しました。
その事件は、名古屋大学に爆破予告の電話をかけたという事件でした。
また、岐阜県岐阜市においても、短文投稿サイト「ツイッター」に岐阜駅にある爆弾が爆発するよう仕掛けたという旨を書き込み、署長や署員らを駅の警戒活動に従事させたという業務妨害事件が発生しました。

威力業務妨害罪とは?
業務妨害罪は、
・虚偽の風説を流布したり、偽計を用いたり、威力を用いたりして
・他人の業務を妨害した
場合に成立します。

このうちAさんのケースである「威力」とは、暴行・脅迫を含む人の意思を制圧するに足りる勢力を用いることです。
法定刑は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

捜査の開

警察の捜査は、以下のような場合に開始されます。
◆被害届が提出される
被害届とは、犯罪の被害に遭われた方が、被害の事実等を捜査機関に申告する届出をいいます。
◆告訴、告発がなされる
告訴とは、犯罪の被害者その他告訴権を有する者(被害者の配偶者や法定代理人など)が、捜査機関に対し、犯罪事実を申告して犯人を処罰を求める意思表示をすることをいいます。
告発とは、犯人又は告訴権者以外の第三者が、捜査機関に対し、犯罪事実を申告して犯人の処罰を求める意思表示をすることをいいます。
◆通報される
◆職務質問を受ける
警察官は、異常な挙動その他周囲の事情から何らかの犯罪を犯し、又は犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者を停止させて質問することができます。
これを職務質問と言います。
薬物事件の場合は、職務質問の際に行われる所持品検査で薬物所持が発覚し、現行犯逮捕されるケースが多いです。

被害届や告訴・告発、通報、職務質問などを契機に捜査が開始されると、当然警察から取調べのための出頭要請を受けたりします。
その場合は、警察に出頭する前に、法律の専門家である弁護士から取調べ対応等のアドバイスを受けることが非常に大切です。

業務妨害罪の容疑をかけられたら、警察から出頭要請を受けたら、出頭する前に刑事事件専門の愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所までご相談下さい。

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