岐阜県大垣市の銃刀法違反事件で逮捕 自首も考慮する弁護活動
岐阜県大垣市在住のAは,以前からエアーガンやモデルガンを愛用しており,いわゆるモデルガンコレクターであった。
Aは,より本物に近いモデルガンが欲しくなり,インターネット上のショッピングサイトでカスタムされたモデルガンを購入した。
ところが,購入したカスタムモデルガンはAが思っていた以上に本物に近く,相応の殺傷能力も有していた。
これを持っていると何かまずいのではないか,近々逮捕されることはないだろうかと心配になったAは,刑事事件について詳しい法律事務所の弁護士に無料法律相談をすることにした。
(フィクションです。)
~銃砲刀剣類所持等取締法で問題になる場合~
銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)では,拳銃を所持していた場合には1年以上10年以下の懲役が定められています。
通常のエアーガンを所持していても,拳銃ではなく玩具にすぎない以上,銃刀法違反にはなりません。
しかし,エアーガンの部品を交換したりするなどしていわゆる改造拳銃を作り出した場合には,銃刀法で規制される拳銃に該当するおそれがあります。
本件のAさんの場合でも,モデルガンがカスタムされ,本物に近い相応の殺傷能力を有してることから,拳銃に該当するおそれもあります。
そうすると,Aさんは拳銃として認定されたエアーガンを所持していたとして,銃刀法に違反することになります。
しかし,そのような場合でも,直ちに上記の刑が科されるわけではありません。
たとえば,銃刀法には自首減免規定があります。
これは,拳銃等を自ら届け出た場合には,必ずその刑が減刑又は免除されるという規定です。
したがって,この規定が適用されれば,Aは必ずしも上記の刑を科されるわけではならないことになります。
もっとも,拳銃等を警察署に届け出てそのまま逮捕されたりしないか,心配されるのも当然のことです。
そのような場合には,自首する前に一度,刑事事件専門の弁護士に相談してみるべきでしょう。
あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門であり,自首を含めた刑事事件の弁護活動も多数承っております。
自首して逮捕されてしまったらどうしよう,とお困りの方は,あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(岐阜県警大垣警察署への初回接見費用:40,900円)