岐阜県中津川市の強要未遂事件で呼び出し 刑事事件に詳しい弁護士
岐阜県中津川市在住の30代会社員Aさんは、かつての交際相手Vさんとよりを戻したいと考えていました。
AさんはVさんにメッセージアプリやメール、電話で連絡しましたが、返信が返ってきませんでした。
どうしても一度話をしたいと考えたAさんは、「このまま無視し続けて返信してくれないのなら、前に撮影した(Vさんの)全裸の写真をネット上に流すぞ。」というメールを送信しました。
後日Aさんは、岐阜県警察中津川警察署から、強要未遂の容疑で呼び出しを受けました。
(フィクションです)
~強要罪~
相手方又はその親族の生命、身体、自由、名誉もしくは財産に対して害を加える旨を告知して脅迫し、または暴行をすることによって、人に義務のないことを行なわせたり、権利の行使を妨害したりすると強要罪となり、。法定刑は、3年以下の懲役と規定されています。
また、強要罪とよく似たものに脅迫罪があります。
脅迫とは、相手方に恐怖心を生じさせる目的で、相手方又はその親族の生命、財産、身体、名誉、自由などに対して害悪を加える旨を告知することをいい、法定刑は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金となっています。
強要罪と脅迫罪の違いは、脅迫行為だけにとどまるのか、脅迫行為(または暴行)によって、何らかの強制や妨害をしようとしたのかの点にあります。
強要罪は、脅迫をして、相手がそれに応じなかったとしても、強要未遂罪が成立します。
上述の通り、強要罪には罰金刑がない点に注意が必要です。
強要罪には罰金刑がないため、略式起訴(簡単な裁判手続きのことで公判を開くことなく罰金を納めて解放される制度)にならないためです。
起訴されてしまえば、裁判所の法廷で被告人として裁かれることになります。
そのため、強要罪では早期に示談を成立させて不起訴獲得を目指すのが重要です。
強要罪などで警察から嫌疑がかけられていたり、逮捕されてしまった場合には、早期に刑事事件専門の弁護士に相談することをご検討ください。
岐阜県の強要未遂事件で呼び出しを受けた方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(岐阜県警察中津川警察署 初回接見費用:4万3800円)

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交通事故、性犯罪、薬物事件、暴力事件、財産事件など、多岐にわたる案件を手掛けており、示談交渉や早期釈放に向けた活動を行っています。また、裁判員裁判対象事件にも対応し、執行猶予判決の獲得実績もあります。依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な説明と報告を心掛けています。
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