名古屋の強姦事件 通常逮捕と現行犯逮捕
名古屋市中区在住の大学生Aさんが同級生のBさんを強姦したとして逮捕されました。
Aさん逮捕されたのは事件から1か月ほどたったとある朝です。Aさんが大学に行こうと家を出た瞬間、警察官が玄関の前に立っていました。
今回、Aさんが警察官に逮捕されたのは通常逮捕といわれるもので、世間一般に言われるところの「逮捕」です。
逮捕には3種類あります。
通常逮捕と緊急逮捕と現行犯逮捕です。
通常逮捕とは、裁判所の裁判官が発付した逮捕状(令状)により容疑者の身柄を拘束することです。今回のAさんの逮捕がまさに通常逮捕にあたります。警察官は、逮捕状をAさんに見せて逮捕する形となります。強姦罪の逮捕は比較的この通常逮捕多いようです。
緊急逮捕とは、容疑者が強盗、殺人等の一定の重大な犯罪(死刑又は無期若しくは長期3年以上の懲役若しくは禁錮に当たる罪)を犯したと疑うに足りる充分な理由があって、急いでいるために逮捕状を請求している時間がない場合に、逮捕状なしに容疑者(犯人)の身体を拘束することです。もっとも、逮捕後には、緊急逮捕が正しかったかのチェックを行うために、裁判所の裁判官に逮捕状の請求を行います。
現行犯逮捕とは、犯罪を行っている犯人や、犯罪を行い終わった直後の犯人を、逮捕状なくして逮捕することです。現行犯逮捕は、警察官以外の一般人でもすることができます。強姦事件の場合は、現行犯逮捕というのはあまり考えにくいです。一方、痴漢事件の場合は現行犯逮捕が多いと言われています。現行犯逮捕されるとそのまま警察署に連れて行かれることになります。
強姦事件で逮捕されたらまずは弁護士を呼びましょう。愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所の強姦罪に強い弁護士が接見にかけつけます。

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