名古屋の強盗強姦事件で逮捕 示談の弁護士

名古屋の強盗強姦事件で逮捕 示談の弁護士

名古屋市北区在住20代男性とび職Aさんは、愛知県警中川警察署により強盗強姦未遂の容疑で逮捕されました。
同署によると、市内のマンション2階の一室にベランダから侵入し、就寝中だった20代女性をカッターナイフで脅して現金約1万円を奪った上、乱暴しようとしたそうです。
Aさんは「身に覚えがありません」と供述し、容疑を否認しているという。

今回の事件は、平成27年4月1日、産経WESTの記事を基に作成しました。
ただし、地名、警察署名は変えてあります。

~強姦罪とは~

強姦罪とは、男性が女性に対して、被害者の抵抗を困難にする程度の暴行・脅迫によって、被害者の意思に反した性交渉を行うことです。
ただし、例外的に女性に強姦罪が成立するケースもあります。
例えば、男性が被害女性に対して姦淫する際に、被害女性に対して暴行を加えるなどしていた場合です。

強姦罪の法定刑は、3年以上の有期懲役です(刑法第177条)。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成23年12月20日、さいたま地方裁判所で開かれた強姦致傷被告事件です。

【事実の概要】
被告人は、帰宅のため歩いていたA(当時17歳)を強いて姦淫しようと氏名不詳者と共謀した。
その後、駐車場先路上において、被告人又はその氏名不詳者がAの背後からその首に腕を巻きつけて後ろに引っ張るなどした。
さらに、その駐車場において、被告人が、Aの頭髪を右手でつかむなどして、その駐車場隣の空き地にAを引っ張り込んだ
その上、Aをその場に放りつけ、同所において、Aに対し「ナイフを持っているから」と言って脅迫した。
そして、Aの首を両手で絞め付けるなどの暴行・脅迫を加え、その反抗を抑圧して、被告人及びその氏名不詳者が順次強いてAを姦淫した。
その際、前記暴行により、Aに全治まで約2週間を要する両下肢擦過傷の傷害を負わせた。

【判決】
懲役6年

【量刑の理由】
・被害を受けたことによる精神的痛手は甚大
・被害者に対する謝罪の気持ちや本件犯行に対する反省は全く見られない
・本件犯行後にも重大犯罪等を繰り返し,服役していながら,更に犯罪を重ねている

強姦事件でお困りの方は、示談を得意とする愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せください。
刑事事件専門の弁護士が、示談交渉を通じて被害者の宥恕の意思(加害者を許す意思)を得られるよう交渉します。
なお、愛知県警北警察署に勾留されている場合、初回接見費用は3万5000円です。

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